ワンダースクール通信 1007
ジャガイモの植えつけ〜里山体験プログラム・番外編〜 2009.3.29

 
里山ギャラリー・ノアの庭のハクモクレンと道ばたに多かったノジスミレ

 日にちは前後しますが、3月20日(金)は「里山体験プログラム」の番外編で寄居です。4月からの「里ボラキッズ&ファミリー」の前倒し版で、コミュニティファームのジャガイモの植えつけに行ってきました。参加者は大人2名・小学生2名・幼児1名の5名。NPO法人むさしの里山研究会の新井さんと武政さん、そしてたか爺の3名を加えて8名です。
 3連休初日だったためか関越は渋滞していましたが、練馬は雨だったので心配していたお天気の方は、関越の花園方面の空は明るくてひと安心。里山ギャラリー・ノアに着くと、青空に映える大きなハクモクレンの木の花が出迎えてくれました。田んぼ生きもの公園の方からは、ピーチクパーチクとにぎやかなヒバリたちのさえずりが聴こえてきます。

 
右の画像のガードレールの向こうは田んぼ生きもの公園で、その奥に見えているハクモクレンはノアの庭の木ですね

 新井さんたちが耕しておいてくれた畑を掘ってジャガイモの種芋を置き、間に肥料を入れてまた埋めて、この日は6sの種芋を植えました。この畑には後日、+5sのジャガイモと2sのサトイモを植えたそうです。
 でも、遊休農地だったコミュニティファームをこれから畑や果樹園として整備していくためには、まずは雑草をかたづけないといけません。この日も後半はひたすら雑草ぬきでしたが、これがなかなか手ごわくてかなりの重労働です… 4月4日の「里ボラキッズ&ファミリー」も、田んぼ生きもの公園の田んぼとコミュニティファームの雑草抜きの予定なので、ぜひ皆さんのお力もお貸しください。

 
田んぼ生きもの公園の池はフィールドアスレチック!? 用水路ではドジョウやザリガニを手づかみで捕まえていましたね

 田んぼ生きもの公園の池には、伐採したヤナギの木で橋ができていました。これぞフィールドアスレチック! 残念ながら誰も池に落ちてはくれなかったけど… 用水路ではドジョウやアメリカザリガニを手づかみで捕まえていましたね。ノアに戻ってからお弁当を食べて、あとは庭の池で地元の小学生2名といっしょにザリガニ釣りです。
 来年度は午前中「里ボラキッズ&ファミリー」でちょっと汗を流してもらったあと、午後はワンダースクールとして風布川のきれいな沢や近くのフィールドで遊ぶ予定ですが、ここだけでも子どもたちはいくらでも遊べそうですね。

 
男衾トンボの里公園のセリとたか爺が作ったセリご飯です

 というわけで、予定時間は超えてしまっていましたが、やはり帰りは男衾トンボの里公園です。おいしいセリは摘んで帰らないと… つぼ焼きにしたらおいしそうなマルタニシたちも元気でした。
 今回は試しにゆがいてから細かく刻んでストレートのめんつゆをかけ、ご飯に混ぜこんで削り節と白ゴマをかけていただきましたが、たか爺&うちの神さん的には香りがいまいちだったかな。個人的にはいつものように、セリを刻んでからからいりしたものにめんつゆをかけてご飯に混ぜこんだ方がお気に入りです。まあ、どちら方法でも、セリご飯はやっぱりうまいなぁ〜。大好きですね。来月もこれが帰ってからのお楽しみです。