ワンダースクール通信 1062
稲刈りにチャレンジ!〜里山体験プログラムHI〜 2009.11.9
NPO法人むさしの里山研究会の会報『里山通信』用の原稿を転載します。
里山体験レポート 41
稲刈りにチャレンジ
自然体感塾ワンダースクール たか爺
今年の稲刈りは10月3日(土)が雨天のため順延となり、4日(日)と12日(月)に開催。参加者は4日が26名、12日が22名です。3日の運動会が4日に順延されたり、ご家族がインフルエンザに罹ってしまったりして、参加できなくなってしまった方が多かったのは残念でしたね…
4日は黒米、12日は彩のかがやき中心に稲を刈り、ひもで結ぶ作業は保護者の方たちの担当です。きっちりしばらないといけないので、子どもたちの力では難しいし、今はひもさえ結べない子どもたちも増えています。稲を運んでくれたり、はざかけを手伝ってくれた子どもたちもいました。
稲刈りのあとはフリータイムで、用水路の生きものさがしやザリガニ釣り、ススキの穂を集めてフクロウ作りなど。ノアの庭でヤモリやウシガエルを見つけた子もいました。12日には、4日に稲刈りをした田んぼの水たまりにアキアカネのカップルたちが集まってきていて、産卵していましたね。
田んぼのおケラちゃん コバネイナゴは木に避難?
用水路の生きものさがしではタモロコ、ドジョウ、アメリカザリガニなど
ススキの穂を集めてフクロウ作り
ノアの庭にいたヤモリ ビニールシートの下にいたウシガエル
12日は里山ランチつきです 最後はどろだんご作り
4日は練馬区教育委員会の委託講座「ねりま遊遊スクール」としての開催だったので、参加者の方にはアンケートにもご協力いただきました。以下、いくつか載せておきます。
・ はじめていねかりをして、いねかりがこんなに大へんだなんだとおもいました。
・ とてもたのしかったしはじめての稲かりは思い出となった。
・ 稲刈りがおもしろかった。自分でかった稲でお米を食べたい。
・ 自然にふれて遊ぶ事ができてとても楽しかったです。
・ 子供達にはじめての稲刈りありがとうございました。また竹の子ほりなどうかがいたいと思います。
・ 初めての貴重な経験をさせて頂きとても有意義な時間を過ごせた事に感謝します。