ワンダースクール通信 1074
里山の収穫祭〜里山体験プログラムL〜 2009.12.7
NPO法人むさしの里山研究会の会報『里山通信』用の原稿を転載します。
里山体験レポート 45
里山の収穫祭
自然体感塾ワンダースクール たか爺
11月23日(月)の収穫祭は好天に恵まれました。でもやはり、インフルエンザの影響はどうにもなりません… 参加者は当初47名の予定が、大人13名・子ども14名の27名でした。
まずは田んぼ生きもの公園でジュズダマの実を集めてから、コミュニティファームへ。里芋、大根、小松菜、カブ、ラディッシュ、ブロッコリーを収獲してもらって、玉ねぎも植えてもらいました。ラディッシュとまだ小さかったカブは、洗ってからそのまま葉っぱごと丸かじりしてみましたが、おいしかったなぁ〜。
アキアカネ、コカマキリ、ツチイナゴなどの虫を捕まえている子どもたちもいましたね。
それにしても、30年もの間ほったらかしになっていた田んぼ生きもの公園では稲が実り、コミュニティファームではでこんなにおいしい野菜が収獲できるなんて、驚きです。完全無農薬なので、新井さんは相当大変だったと思うけれども、今回参加してくれたご家族はみな作業のお手伝いにもよく来てくれた方たちなので、本当に感謝ですね。来年度も引き続きよろしくお願いいたします。
写真には大根やカブ、お茶や梅ジュースは写っていませんが、今回で最後となる里山ランチも豪華版。ムラサキイモのケーキもGoodでした。
ランチのあとは池のザリガニとりやおにごっこ、ジュズダマのアクセサリーづくりなどで自由に遊んでもらいました。ジュズダマの穴あけはかなり大変なのですぐあきらめていた子もいましたが、頑張ってブレスレットを作り、あまったものをネックレスにしている子もいましたね。ジャノヒゲの実をたまたまそこにあったパイプの中で転がして遊んでいる子どもたちもいました。そこにあるもので自由に遊べる、これが本来の子どもたちの姿ですよね。