ワンダースクール通信 1102
第3回 ねりま子育てメッセ 2010.3.25

 
左上:一昨年のものは頒布販売しましたが、昨年10月に作ったフクロウやトトロシリーズは今回は非売品です…
右上:「葉っぱでアート」は昨年11月の子どもたちの作品中心に展示。あとはワンダースクールの活動紹介ですね。

 3月6日(土)は、大泉小学校の体育館等を使って第3回「ねりま子育てメッセ」が開催されました。ワンダースクールも団体会員になっているねりま子育てネットワーク主催で、練馬区児童青少年部と練馬区社会福祉協議会が後援です。全体の様子は、http://tokyo.l-ma.jp/tokyo/featurearticles/1003nerimakosodate/index.htmlを見てみてください。
 当日は雨天にもかかわらず、約1.400名の方が来場されたそうです。もちろん、ワンダースクールのコーナーも大盛況! お手伝いをしてくれたあきら・きょうすけ・つくる・りんりん・ゆう・たろう、きょうすけパパ・つくるママ・そらママ・なつママ、ちか・ゆうかには本当に感謝ですね。雨の中をご来場またたか爺の習作をご購入いただいた方たちも、ありがとうございました。
 昨年はむさしの里山研究会と共催の里山体験プログラムの日程と重なってしまって参加できませんでしたが、今年から化石さがしはワンダースクール主催の春休み企画にしたので、これからは毎年出展したいと思っています。

 
午前8時からの搬入・ブース設営・陳列・打ち合わせ等が終って、まずは試作タイム!? 10時から本番スタートです。

 メインの「魔法の小枝でキーホルダーづくり」は、今回は1個100円の材料費をもらって作ってもらいましたが、これはもう優秀な弟子たちに任せておけば安心です。2年生ぐらいの時からよくお手伝いをしてくれて、昨年の練馬こどもまつりでは、たった6人で300人以上の子どもたちを見事にさばききった4年生3人と、小学生のときからすでにたか爺のアシスタントとして活躍してくれている中学1年生1人の4人にすべてお任せですね。
 初めてお手伝いに来てくれた2年生も2人います。とりあえずはその場の雰囲気を感じとってもらって、出来ることから手伝ってくれればOK。まずは「お手伝いに行きたい」という気持をもってくれたことが、何よりもうれしいですよね。ワンダースクールには当然、野遊びが大好きで何か作るのも大好きな子どもたちが多いけれども、他の子どもたちに教えるとなると、これはまた別の資質のような気がします。
 実際の技術のほうは、場数を踏めば自然と身についていきます。2人とも2年後には、優秀な弟子の1人になってくれているかな!?
「値段の付けかた、違うから…」
 なんて言ってくれたお母さんもいましたが、今回はどんぐりや魔法の小枝のキーホルダー、リースや小物等の頒布販売もありました。「どうせ売れやしないからさぁ…」と思っていたら、子どもたち、けっこう売ってくれちゃいましたよねぇ〜。これにもびっくりです。
「今回はお金のやりとりがあったから、こういうお仕事をしたんだっていう実感があった」
 これは、この日手伝ってくれた4年生のお母さんのメールから無断転載… でも、確かにそうか。キーホルダーづくりも有料だったし、バザー的ではあっても商売までしてくれたわけですからね。

 
子どもたちは本当に大活躍してくれましたね。

「え〜、ほんとに4年生なの?」
「うちの子もこうなるかしら…」
 紅一点のりんりんは弟や妹がいるだけあって、いつも小さい子どもたちの面倒もよく見てくれます。まさしくワンダースクールの「看板娘」になりましたよねぇ〜。里ボラキッズでも、自らすすんで本当によく働いてくれます。
 ねりま子育てネットワークは、今のところまだ乳幼児とその親がメインです。ワンダースクールは小学生がメインだったので一昨年はいまひとつでしたが、今年は活動紹介コーナーでの反応も良くて、すでに3家族がファミリー会員になってくれました。これはりんりんのおかげかな。
 今回お手伝いをしてくれた子どもたちには、お礼がわりに形見わけ!? あきらは「龍木」、きょうすけは「鳥の巣」、つくるは「鵜」、りんりんは「ミミズク」を選んでいましたが、この選び方もおもしろいですよね。これからは、9月の「自然観察を楽しむアート展」で展示⇒その後、里山ギャラリー・ノアで展示販売⇒3月の「ねりま子育てメッセ」で展示販売&手伝ってくれた子どもたちへ形見わけという流れかな?
 他の団体と違ってワンダースクールは、ワンダースクール=たか爺なので、いつどうなるものかわかりません… 一応ライフワークのつもりですが、精神年齢は−40歳以下でも身体年齢は+20歳以上なもので… 今は元気にひとり暮らしのお袋に何かあれば、実家へ帰って介護しないといけないし、孫でも出来れば、ひとの孫たちと遊んでいる場合じゃなくなるかもしれませんからね…
 というわけで、ワンダースクールも11年目となる4月からは第2段階。優秀な弟子たちには「キッズアシスタント」になってもらって、キーホルダーづくりのお手伝いだけではなく、日程や適性によりフィールドの事前調査、親子でワンダーや里山体験プログラム等でもさらに活躍してもらうことにしました。2010年度はあきら・ほうせい・きょうすけ・つくる・りんりんの5名を任命!?
 ワンダースクールを始めたときにはまったく予想もしていませんでしたが、ネイチャー=アート自体も元々子どもたちが教えてくれたものです。それを今度は子どもたち自身が他の子どもたちに教えてあげたり、準備やら片づけやらその他いろいろまで手伝ってくれるようになるとは、これはもう本当にうれしい誤算でしたねぇ〜。