ワンダースクール通信 1108
おいしい春の野草摘み 2010.4.7

 
おひたしや酢味噌和えがおすすめのノカンゾウ摘み      ダイコンソウは天ぷらにしたり塩茹でして和え物にしたり

 3月14日(日)と20日(土)のサタデースクール、16日(火)から19日(金)までのワンダーキッズ、21日(日)の親子でワンダーは、おいしい春の野草摘みが中心です。サタデースクールと親子でワンダーは、まずはおひたしや酢味噌和えがおすすめの林床のノカンゾウ摘みからスタートですね。
 水曜の子どもたちは、今回はダイコンソウ狙い。天ぷらにしたり塩茹でして和え物にしたりすると、おいしい野草です。

 
ツクシはおひたしや卵とじ      はかまとりまでやっていった子どもたちもいます

 土手のツクシも、14日にはるかが5本でゆうが2本という程度でしたが、16日頃から子どもたちでも摘めるようになりました。はかまとりまでやっていった子どもたちもいます。
 たか爺は、小学生の頃は板橋に住んでいたのでもう少し下流の土手へ、毎年家族で摘みに行きました。家に帰ってからのはかまとりは、子どもたちのお仕事でしたね。おふくろの味は卵とじですが、年をとるとやっぱりおひたしが一番かな。はかまだけでなく穂までとって料理する人もいるようですが、たか爺は穂の苦味も好きなのでそのまま使っています。
「どこ見てんのよぉ… ほらぁ、ここにも、ここにも、ここにも、いくらでもあるじゃない…」
「さすが! たか爺」
「あのなぁ… 自分で探すの! 俺についてくんなよぉ…」
 自分たちではなかなか見つけられずに、たか爺のあとにくっついてくるだけの1年生たちもいましたね…

 
アケビの新芽も出ていました                    やはり晩酌用におひたしです…

 17日には、アケビの新芽も出ていました。やはり晩酌用におひたしです… 水にさらす時間を短めにして、苦味を楽しませてもらいました。
 この日の子どもたちは、ひたすらツクシ摘みやノビル掘りの食いもの系、クズの蔓でせっせとリース作りの創作系、ちょっと幼稚な遊び方でしたが(…)土手のゴミでのお遊び系に分かれました。そういえば他の日にも倒木に登ってみたり、まだ冬のクワガタさがしの続きをしていたり、土管の上でちょっと昼寝を楽しんだりしている子どもたちもいましたね。たか爺としてはまあ、好きに遊んでくれればいいわけです。

 
ノビル掘り                               一番太いものはタバコサイズです

 土手でのノビル掘りは、大物狙いが一番。茎がタバコサイズの太さのものを見つけて掘ると、ラッキョサイズの球根がご登場です。
 たか爺はもちろん、生のままお味噌をつけて晩酌用にしますが、葉っぱごとゆがいて酢味噌和えにもします。ちょっと焼いてもいいですね。味噌汁の具にしたり、餃子に入れたり、パスタに使ったりするお母さんもいるようです。

 
かおるが摘んでいた天ぷら用                   シロバナタンポポ

 お花の天ぷら用にタンポポを摘んでいた子どもたちもいましたが、かおるはカラスノエンドウも。タンポポの花はバラバラにしてサラダにトッピングしてもいいですね。カラスノエンドウはやはり天ぷらが一番かな。
 21日の親子でワンダーは、当初7組18名の予定でしたが最終的には2家族6名となりました。お天気にも恵まれたので、ちょっともったいなかったかな。これから親子で外へ出かける機会も多くなると思いますが、おいしい旬の野草もちょっと摘んで帰って、できればお料理まで親子で楽しんでもらえるといいですね。