ワンダースクール通信 1127
たけのこ掘りとザリガニ釣り〜里山体験プログラムAB〜 2010.5.13

 NPO法人むさしの里山研究会の会報『里山通信』用の原稿を転載します。

里山体験レポート 51

たけのこ掘りとザリガニ釣り

自然体感塾ワンダースクール たか爺

  

 「たけのこ掘りとザリガニ釣り」は、やはり人気がありますね。
 むさしの里山ネットワークの練馬区教育委員会委託講座「ねりま遊遊スクール」として4月11日に区報に掲載されたら、朝9時前から電話が鳴りっぱなしで、10時には24日(土)分、12時には29日(木)分も含めて受付終了となりました…。その後も何日かお問合せが続いて、資料を送付させてもらっただけでも16件…。今回参加できなかったご家族には「ごめんなさい」をしておきます。
 参加者は、24日が大人16名・中学生1名・小学生14名・幼児2名の33名、29日が大人26名・中学生1名・小学生14名・幼児8名の49名。29日はちょっと雨に降られてしまいましたが、当日たけのこが出てきてくれていてなによりでした。

 

 親子で力を合わせて掘ったたけのこの味は、いかがでしたでしょうか。私はまずお刺身でちょっと一杯やってから(…)、翌朝はたけのこご飯、夕食は若竹煮です。天候不順で心配していたにも関わらず、今年のたけのこは今までで一番おいしかったですね。

 

 大物はまだ穴から出てきていませんでしたが、ノアの庭の池でのザリガニ釣りも親子で楽しんでもらえたと思います。庭ではヤモリ、トカゲ、アマガエル、ツチイナゴなどを捕まえていた子どもたちもいました。お母さんたちは食べられる野草摘みです。
 お弁当のあと、希望者は田んぼ生きもの公園へ。用水路の生きものさがしでは、アメリカザリガニのほかにドジョウ、タモロコ、ヨシノボリ、マシジミなどが捕まっていましたね。

 

 24日には、石垣のすきまにもぐりこんでいた大きなアオダイショウを見つけてくれた親子もいました。でも、無理やりひっぱり出されちゃかわいそうにねぇ…。そんなことするのは、やっぱりワンダースクールの子どもたちかぁ…。
 左上のアオダイショウは、29日の朝に石垣の上をお散歩していた少し小さな別の個体です。草の中に逃げこまれる前にしっぽをひっぱったら、「こらっ、なんか用あんのかよ」と顔を出してくれて、シャッターチャンス! まあ、そんなことするのは、やっぱりワンダースクールの爺さんかぁ…。
 右上はノアの庭に多いニホントカゲの子どものですが、本当にきれいですよね。

 最後に、24日の参加者の方の感想をいくつか載せておきます。
    たけのこ山がおもしろかった。
    いい運動になりました。
    竹のこ掘りが思った以上に根がはっていて大変でした。子供達にもいい体験だったと思います。
    日頃経験できない貴重な一日で、とても為になりました。
    大きなタケノコがとれました。楽しかったです。子供もザリガニつり楽しかったようです。
 アンケートへのご協力、ありがとうございました。