ワンダースクール通信　��1157
田んぼの草とり〜里山体験プログラム�I〜　2010.7.23

　ＮＰＯ法人むさしの里山研究会の会報『里山通信』用の原稿を転載します。

里山体験レポート　��57

自然体感塾ワンダースクール　たか爺

　7月10日（土）の「田んぼの草とり」には、大人5名・中学生1名・小学生7名・幼児2名の15名が参加してくれました。初めは長靴だと身動きひとつできなかった子どもたちも、靴をぬいでしまえば大丈夫。暑い中、意外とがんばってくれました。
　一番はびこっていた雑草は、アメリカアゼナになるのかな？　今回は草とりが好きだったり、やり始めたら最後までやらないと気がすまなかったりするお父さんやお母さんたちばかりだったので、新井さんも大助かりだったでしょう。1人じゃつまらない地味な作業だし、かなり大変な作業になってしまいますからね…
　次回8月21日（土）の「田んぼの草とり」も、よろしくお願いいたします。

　子どもたちにも1列ずつは草をぬいてもらってから、用水路で田んぼの泥を落としてもらって、あとは田んぼ生きもの公園の池で生きものさがしです。ヌマガエルやアマガエルも増え、ドジョウやタモロコ、アメリカザリガニのほかにもいろいろ捕まっていました。以下は、この日見つかった水生昆虫たちから。

　
コガムシ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マツモムシ

　
クロスジギンヤンマのヤゴ　　　　　　　　　　　　　　　ハイイロゲンゴロウ

　ノアでお弁当のあと、ワンダースクールはいつもの風布川へ移動。午後は沢遊びです。子どもたちはサワガニとりや水浴び（!?）中心。オナガサナエや羽化したばかりのオジロサナエ、カワトンボの交尾シーンなども見ることができました。残念ながら、2匹目のヤマメは捕まりませんでしたけれどもね…