ワンダースクール通信 1166
ねりまの生きものさがし・夏 2010.9.30
さくら公園の広場にはウスバキトンボの群れが飛んでいて、トンボとりです
ウスバキトンボ♀ シオカラトンボ♂
8月11日(水)は、大泉中央公園と隣接するさくら公園で「ねりまの生きものさがし」です。15時から17時の2時間かけて、キッズアシスタントの3人といっしょに、虫中心にさがしてみました。
ハンドブックによると、「練馬区では、平成20〜21年度にかけて、区内の生きもの調査(自然環境調査)を行いました。その結果、石神井公園や光が丘公園のような大きな緑地では、多くの貴重な生きものたちが生き残っていることが、わかりました。」ということなので、この2つの公園は除外。いるのがわかっている場所でさがしてもつまらないですからね。調査員は20名までにしてくれということなので、ワンダーキッズの子どもたちを登録しておきましたが、春はパス… 夏の部からようやく開催です。
「夏の生きものハンドブック」記載の12種の内では、残念ながらベニシジミしか見つかりませんでしたが、チョウ8種(ベニシジミ・ヤマトシジミ・モンシロチョウ・アゲハ・クロアゲハ・ツマグロヒョウモン・イチモンジセセリ・ダイミョウセセリ)、トンボ3種(コノシメトンボ・シオカラトンボ・ウスバキトンボ)、セミ3種(アブラゼミ・ミンミンゼミ・ツクツクボウシ)、コガネムシ3種(カナブン・アオドウガネ・コフキコガネ)、バッタ2種(オンブバッタ幼虫・ショウリョウバッタ)、あとはエンマコオロギ幼虫、ハラビロカマキリ幼虫、アオバハゴロモ、シオヤアブ、クサカゲロウなど30種類以上は見つかって、まあ、これはこれでおもしろかったですね。
秋と冬にも開催するので、ご協力をお願いいたします。
樹液はこの木だけで、カブトムシの死体は見つかりませんでした… ハラビロカマキリ幼虫