ワンダースクール通信 1251
夜の森探検隊 Part4 2011.8.13

 
 

 左上はニイニイゼミですが、7月26日(火)・27日(水)はアブラゼミの羽化が多かったですね。ニイニイゼミは羽化のピークを過ぎたようで、今年は少なかったのかな。例年羽化ラッシュが見られるポイントでも、子どもたちが集めた抜け殻は右上程度でした…。30日(土)は、樹液ポイントをひとまわりしたあとに緊急事態発生で残念。アブラゼミの羽化ラッシュ、見せてあげたかったなぁ…。

  
 

「天使みたい!」
「がんばれ。がんばれ。」
 27日には、1本の杭でアブラゼミとニイニイゼミが同時に羽化していました。羽が伸びきるところまでじっくり観察できましたね。
 林床ではオサムシに捕食されたアブラゼミの幼虫も…。これも自然というものです。

「セミスマスツリー!?」
 枝先でアブラゼミが何匹も羽化している木もありました。上はみな別々の個体です。

 

 カブクワちゃんのほうは、26日はカブトムシの♂7・♀3、コクワガタの♂9・♀2の計21匹。じゅんは来年の子育てメッセかこどもまつりの手伝いができるようなら、生きもの系では即キッズアシスタントに任命できるレベルです。
 27日は早々と持ち帰りたい子の分をキープしたら、あとは採らずに観察中心です。カウントもしていませんが、カブトムシが6匹来ている木もありました。ウスバカミキリやアカアシオオアオカミキリのほかに、キマダラカミキリも見ることができましたね。

 

 今年はヘビに会わないなぁと思っていたら、27日に樹液ポイントの木にマムシがはりついていました。でも、子どもたちを呼んでいる間に木を下りてしまって、どこかに隠れてしまいました…。毒ヘビだって実は臆病でシャイなやつです。
 ひとまわりしてからまたのぞいてみたら戻ってきていて、子どもたちにも見てもらうことができましたね。上の写真も撮らせてくれました。ヘビが好きな子もこの「まるかいてちょん」の銭形模様と、ずんぐりした体型をしっかり覚えておいてもらって、絶対に手を出さないようにね!