ワンダースクール通信 1297
冬の森探険 in野鳥園 2012.3.30

 
オオブタクサの茎でアキニレの種落し
 
「なつかしぃ〜!」つるーハウスで記念撮影            つるでターザン  

 2月14日(火)は、雨でたか爺ンちです。さとしはツリーハウスが作りたかったようですが、ちょっと無理があって未完成のままお持ち帰りとなりました…。
 15日(水)・17日(金)・28日(火)のワンダーキッズは野鳥園。なぜか空とぶ種をやたらとつけたままのアキニレが多く、子どもたちは枯れたオオブタクサの茎を引っこ抜いてきて、種落しが始まります。「種のシャワー」というよりも煙幕状態!? ものすごいことになっていました。
 だんとさとしはオオブタクサの茎を持つと、どうしてもバットになっちゃう!? オオブタクサに向かってオオブタクサのバットでスゥィングするのはいいんだけれども、たか爺のお尻まで叩くなよなぁ…。バットの長さもわからんようじゃ、完全にアウトですよね。
 それに、ここのオオブタクサは確かにやたらと太くて長いけど、オオブタクサの茎なんかで棒高跳びなんてできるわけないのに、そんなこともわからんのかぁ…。まぁ、いいか。
「なつかしぃ〜!」
 これは、水曜の子どもたち。低木が蔓に覆われてテント状になった場所は、葉っぱが枯れると隙間だらけになっちゃうわけですが、みんなでオオブタクサの茎を引っこ抜いてきてまわりに立てかけていって、秘密基地作りで盛り上がっていた年もありましたね。なんだかほんとに「なつかしぃ〜!」感じです。今年は中に入って記念撮影だけにしておきました。
「つるの森!」
 これは、ゆうきだったかな。木の幹のように太くて完全に木質化したものから細いものまでクズの蔓の宝庫なので、今度一人で来て山ほどリースを作っておこうとか、たか爺は1日リース作りをしているので作りたい人は来れる時間にどうぞ的な臨時のサービス企画もありかなとか、毎年思うんだけれども、結局いつもそのまま3月になっちゃって、もう食べられる野草モードです…。4月も中旬あたりからは「野草のタラの芽」クズの新芽が摘める季節だしね。

 
ここの「サルコシ大統領」はもう少し大きくなったらいただきましょうか!?   オオタカもご登場! 

 蔓に覆われた立ち枯れの木にはいい感じの「サルコシ大統領」がびっしりとついていましたが、これはサルノコシカケ集めに来る人たちにも見つかりにくい場所なので、もう少し大きくなったらいただきましょうか!?
「かっこいい!」
 金曜には、すぐ近くにオオタカが飛んできました。コンデジのズームでも証拠写真は撮れる距離!? 例によってカラスたちに追いかけられて、すぐ飛んでいってしまいましたけれどもね…。

 
子ども7人が乗っても折れない「龍木」              「ネバーエンディングストーリー」の龍に乗る少年!?
 
端から端まで一度も落ちずに渡りきることにも成功!

 涸れたお堀の中のシダレヤナギには、付根から折れてそのままになっている「龍木」がありました。ちゃんと目もあるでしょ? 子ども7人が乗っても折れませんが、かなりゆらゆらと大きく揺れるので、水曜は落としっこが始まります。
「木と一体になった気がする。」
 ちと古いけど、「ネバーエンディングストーリー」の龍に乗る少年の写真も撮っておきました!? 下段の2人は何度かチャレンジして、端から端まで一度も落ちずに渡りきることにも成功! これは大したバランス感覚です。

 
 

 最後は崖のぼりで大騒ぎでしたね。秋が瀬公園には調整池としての役割もあるので、冠水時の対策なのか溝が掘られている場所が何ヶ所かあって、ここはかなり深く掘られています。まずは底まで下りて反対側の崖をのぼるわけですが、これがなかなか難しいようです。
「学校では『ミラクルひよこ』って呼ばれてるんだからね。」
 意外だったのはゆうき。難なくすいすいと登ってしまいました。逆に意外だったのはだんとさとしで、かなり苦労していましたね。初めは見ているだけだった水曜の1・2年生たちも、先輩たちの助けをかりて見事にクリアーです。4月から中学校は水曜も6時間になってしまい、新旧中学生たちはみなワンダーキッズも卒業…。こういう光景が見られることも少なくなりそうでさみしいけれども、今後はキッズアシスタントとしての活躍に期待しております。