ワンダースクール通信 583
ウラナミアカシジミ 2005.6.17
6月3日(金)、「スズメバチの森探検」と聞いて、子どもたちは行きの車中からビビりまくりです。今年入ったばかりの1年生たちだから、まあ無理もない。たか爺としては、毎年「スズメバチのサファリパーク」で車を横づけして観察させてもらっている木が、今年はまだ樹液が出ていなくてちょっと残念でした…
6月といえば、たか爺の大好きなゼフィルスと呼ばれるシジミチョウの仲間たちも現れる季節です。今年は、飼っていたミドリシジミが1日に羽化。3日にはカブトムシの森の下草の上で、羽化に失敗したウラナミアカシジミを見つけました。写真の裏側の方の羽が完全に伸びきっていなかったけれども、なんとか飛ぶことはできるようです。雑木林が放置され、若いクヌギの木が減っているので、めずらしいチョウになりつつあるのかなぁ… 13日にも、林縁のクヌギの木で確認できてうれしかったですね。
「チョウなんだ」
「いま、わかった」
これは、ひろき。ウラナミアカシジミが舞い上がると、逃げまわっていました…
左下の写真は、1日に羽化したミドリシジミ。メスでした。右下の写真は、9日頃からかなり目につくようになってきたミズイロオナガシジミです。