ワンダースクール通信 724
ヒガシカワトンボ 2006.6.18
巾着田の小川とヒガシカワトンボ
現在ワンダースクールには、15校以上の小学校(+4校の中学校)に通う子どもたちが在籍しています。そのうち5〜10名の子どもたちが通っている小学校も2校。そこで、開校記念日にはスペシャル企画で「小川の生きものさがし」を年間予定に入れています。
オプショナル・コースなので、参加希望者が3名以上いたら開催。中止の場合は1人で遊びに行きます… 結局、たか爺が巾着田に行きたいだけだったりして!?
6月5日(月)は、4月に採りそこなったギバチの子でも探しに行こうかと思っていたら、ゆうとこうへいが参加したいとのこと。やはり巾着田がお気に入りのりょう兄にも声をかけたら、行きたいとのことなので、大人2人、子ども2人で遊びに行くことになりました。
ウィークデーなので、駐車場はがらあきで人も少ない。カジカガエルのコーラスを聴きながら、まずは高麗川を下流へと向かいました。浅瀬に多かったオタマジャクシは、カジカガエルなのかな? まあ、おっとりコンビ(いつもはトリオ!?)ですからね。川で捕まえられるのは、カゲロウの幼虫ぐらいのものでしたけれどもねぇ…
「つかれたぁ…」
普段平らなアスファルトの上しか歩いていない現代っ子たちは、石ころだらけの河原をちょっと歩いただけで、こうなります…
「へんなの」「へんなのの大きいの」
これは、ゆう。小川でもシジミやカワニナの貝類、シオカラトンボやハグロトンボ、イトトンボやサナエトンボの仲間のヤゴ、ナベブタムシなど、なんだか動きの少ないものしか捕まらない…
「ヤゴぐらいわかるよね」
これは、こうへい。
「だよねぇ… なんでも『へんなの』じゃ、幼稚園の子みたいだよなぁ…」
たか爺のボヤキです…
「羽がオレンジ色!」
子どもたちも捕まえていたけれども、小川ではヒガシカワトンボがかなり飛んでいました。違う種類のカワトンボもいるのかと思ったら、オスにはきれいなオレンジ色をした羽のやつと無色透明な羽のやつがいるそうです。この時期にはあまり来たことがなかったので、たか爺も初めて見ることができてラッキーでしたね。
小川の橋くぐりは、2人ともクリアーです。おみやげは、ドジョウとシマドジョウに、ヤゴいろいろ付き(!?)のコカナダモ。たか爺はモンキマメゲンゴロウも少々お持ち帰りです。