ワンダースクール通信 805
ネイチャー=アート・スクール「自由作品づくり」 2007.4.10

 

 3月26日(月)は、ネイチャー=アート・スクールでたか爺ンちです。参加者は8名。りょう兄にアシスタントをお願いしました。
 年度末の出血大サービスかガラクタの大掃除か!? たか爺ンちにある木の実や木の枝、たか爺が何か作ろうとしていたものや切れっぱし、自分が使える道具を使って、とりあえずは好きなものを作ってもらえればいいわけですね。
 でも、子どもたちのアイデアはすごいんだよなぁ〜。たか爺はいつも「これ、いただき!」です。ネイチャー=アート・スクールは「自由作品づくり」に限る!?
 ちょっと手抜きをしたらライティングに失敗してしまいましたが(…)、何点か紹介しておきましょうね。

 
こうきの「トリケラトプス」                          みずえとりんりんの「お花畑

 まずは、こうきの「トリケラトプス」。ネイチャー=アート・スクールの常連さんで、なかなか閃いてくれちゃうやつです。
 たか爺もよく輪切りを半分に割ったものを足に使いますが、安定感重視で割った部分を下にして使います。でも、こんな使い方もおもしろいですよねぇ〜。しっぽもたか爺は蔓を使うことが多いけれども、木の枝のこういう使い方もグッド。
 次は、仲良しコンビのみずえとりんりん。「お花畑」だそうですが、「ヒマラヤスギのバラ」と花の形をした木の輪切りが活かされた女の子らしい作品になりました。

 
ひろの「ウサギ」                               こうきの「枝にとまっているトンボ

 ひろの「ウサギ」もかわいかったですね。マテバシイを耳に、輪切りをしっぽに使ったところもグッド。
 こうきの2作目「枝にとまっているトンボ」は、「枝にとまっている」ところがアイデアものでした。たか爺もトンボは何パターンか作っているけれども、固定バージョンも作っておきたいところです。

 
たーしの「タバコ」に「オタマジャクシ」                 つっくの「ヒョータンツギ

 ひたすらお手軽路線まっしぐらのたーしは、「タバコ」に「オタマジャクシ」。多少は木工用ボンドも使った「シーソー」より、たか爺の「ネイチャー=アート」の原点に近いかもね!?
 つっくの「ヒョータンツギ」はブラックジャック!? なかなか雰囲気が出ていて捨てがたいところです。

 
ゆうの「高い木」              ひろの「サクラの木

 ゆうは「高い木」。輪切りを積み上げた部分以外の場所には、どんな思いが隠されているのでしょうか? 2作目もひたすら輪切りを積み上げて作品づくりをしていました。
 ひろの2作目「サクラの木」も、「これ、いただき!」かな。実はたか爺、花の形をした木の輪切りを使って盆栽風の大作を作ろうと思ってから早2年… なかなか形にできないでいました。マツボックリを使えば、簡単におもしろい作品が作れるんだねぇ〜。

 
たっくの「カメ」                                たっくの「ハリセンボン

 たっくの「カメ」は、以前作ったものとはまた違った味があります。カメ、ほんとに好きなんだね。
 「ハリセンボン」は今回の最高傑作かな。もちろん「これ、いただき!」です。
 『葉っぱのフレディ』のモミジバフウの「木の実のトゲディ」は、リース飾り以外にもいろいろと作ってみたくなります。「ハリセンボン」や「インフルエンザウィルス」はまだイメージのみで、たか爺としては先を越された感じですねぇ… まだ「マックロトゲスケ」しか作ってない…

 
つっくの「標本」              ひろの「椅子」と「テーブル

 つっくの「標本」はトンボかチョウか? でも、「これ、いただき!」のアイデアものでしたねぇ〜。もう少し耐久性のある材料を使って、たか爺も作ってみようかな。「どんぐりクワガタ」もおもしろかったですね。鳥みたいになっちゃったけれども… たっくの「カタツムリ」もなかなかの出来でした。
 ひろの「椅子」と「テーブル」は、背もたれや脚の部分にかなり手間をかけています。よく本に載っていたりするものは、もっと単純ですよね。
 他にも、りんりんは「どんぐり親子」、たーしは「テントウムシ」「にょい棒」、みずえは「ただ作ってみただけ」「テーブル」「ひとり親」、こうきは「ワニ」「カニ」「ナメクジ」「ぐらぐらの塔」、つっくは「どんぐりタワー」「一つ目小僧」「百目」「二つ目」「顔なし」と、みんな結構いろいろと作っていきましたね。
 今年も10月に新宿御苑のアートギャラリーで、「自然観察でアートを楽しむ百花実展」が開催される予定です。「これ、いただき!」の子どもたちのアイデアを活かして、たか爺も新作を作っておかないとなぁ〜。