3本土管のツチフキの池 魚キラーに入ったエビとモツゴ
ワンダースクール通信 №825
「ザリガニつり大会」スタート！ 2007.5.25
3本土管のツチフキの池 魚キラーに入ったエビとモツゴ
5月6日の里山ワンダー「竹の子掘りと秘密基地づくり」は、雨天のため中止です… 人気プログラムなので、楽しみにしていた子どもたちには「ごめんなさい」ですが、3日にご家族で参加された方たちはラッキーでしたね。
7日からはワンダースクールも通常営業!? 5月はひたすらザリガニつりです。第1ラウンドは3本土管のツチフキの池。たか爺としては、池の周りの植物や虫たちの方が気になっちゃいますけれどもねぇ…
7日（月）は、あたりはあるのに結局だれも釣り上げられませんでした。四つ手網と魚キラーにはモツゴが多く、エビ、ザリガニ、ウシガエルのオタマジャクシも。
池の周りではノイバラの花がきれいです。ちょっと林の中に入るとチョウジソウも咲いていました。カヤツリグサの仲間もいろいろ出てきましたが、今年も真面目に調べられそうもないなぁ…
チョウジソウ ノイバラ
「知らない、忘れた」
これは、ゆうだい。9日（水）は、エサのスルメイカを糸で結べない子が3人もいました…
一番早かったきょうすけは、今年の「ザリガニつり大会」の1匹目を釣り上げましたね。タッチ、ゆうだいと続きます。8匹釣ったきょうすけがトップで、タッチ、ゆうだい、ゆういちろうが2匹ずつ、こうきが1匹という結果でした。
「お前らを食いにきたんじゃない？」
ウシガエルの鳴き声が怖くて逃げていったのは、わたるとほうせい… きょうすけが見つけたクサガメの子の首なし死体は、いったいだれの仕業なんでしょうか？
「森のお掃除屋さんだ！」
オオヒラタシデムシを見つけたのは、タッチだったかな。
10日（木）は荒れ模様のお天気だったので、いざとなったら避難しやすいタナゴの池です。
よしのりは自分で糸をからめまくるし、ゆうたとひろきはおまつりしちゃうし… まあ、自分でやったことは自分で責任をもってなんとかしてくださいね。結果は0。
しばらく使われていなかったミツバチの巣は復活していました。
11日（金）は、まさとが3匹、かずが1匹。でも、かずはザリガニもオタマジャクシも触れないのかぁ… この日、ザリガニはつかめるようになりました。四つ手網にはメダカも入りましたね。
たか爺は、コミスジの写真を撮ろうとして追いかけている最中に、オオスズメバチの女王様とばったりご対面。こちらもなかなか写真は撮らせてくれないよなぁ…
セグロシャチホコ たくみが見つけたオオトビスジエダシャク たーしが見つけたフトオビエダシャク
「ここにもいる」
「たかじい～、そこにもいるよ」
12日（土）は、なぜか周回路脇の草の上に毛虫がうじゃうじゃ。いろいろな草の上にいるから、食草というわけではなさそうです。
帰ってきてから調べてみたら、セグロシャチホコ。昨日の強風で食草のヤナギから振り落とされたか、枝ごと折れていっしょに落ちてきたようですね。なんだ、「手乗り毛虫！」ができたのになぁ…
たくみがセイタカアワダチソウで見つけたシャクガの幼虫は、オオトビスジエダシャクのようです。鳥の糞の真似かな。たーしが見つけた成虫の方は、フトオビエダシャクとのこと。どちらもＡｃｌｅｒｉｓさんに教えてもらいました。感謝です。
たーしとりゅうのすけは、アワフキムシの泡の正体を自分の手で確かめていましたね。
イチモンジチョウ ダイミョウセセリ
池の周りの日当たりがいい場所には、チョウも飛んできます。コミスジ、イチモンジチョウ、ダイミョウセセリが多かったかな。葉っぱの上には、お食事中のハエトリグモの姿も目立ちました。
ザリガニつりの方は、りゅうのすけが3匹、ひろが2匹、たーしが1匹という結果です。四つ手網にはメダカもかなり入りましたね。
お食事中のハエトリグモ 四つ手網にはメダカもかなり入りましたね
13日（日）は、ザリガニつりに集中できていたのはかずや、るか、りくきぐらいだったかな。りくきは穴の大物狙い!? かずやが1匹のみとはずいぶんとさみしい結果でしたが、まあ、釣れなくても当り前の子が多かったからねぇ…
「セミ？」
これは、ほのか。
カワセミの鳴き声が聞こえて飛んできたと思ったら、子どもたちの目の前でなんと2回も池に飛びこんでモツゴを捕まえてくれました。ラッキー！
池の周りのハンノキには、「手乗り毛虫！」の元祖マイマイガの幼虫と多分ミツクリハバチの幼虫。りくきはカナヘビを捕まえていましたね。
「手乗り毛虫！」の元祖マイマイガ 多分ミツクリハバチ
あとはキッズ木曜コースを残すのみですが、今年の「ザリガニつり大会」第1ラウンドは今のところ、きょうすけが8匹でトップ。3匹のまさととりゅうのすけが2位という結果です。
