ワンダースクール通信 898
冬だってクワガタさがしたい! 2008.1.28
1月17日(木)・18日(金)・21日(月)のワンダーキッズもピクニックの森。
前回の「冬の森探検」で選んでおいてもらった朽木で、「冬だってクワガタさがしたい!」です。子どもたちは3日間とも同じ倒木を選びました。
たか爺は子どもたちの方向感覚をちょっと試してみたくて、前回とは違う場所に駐車。同じ駐車場の中ですが、目的地には一番近い場所です。
木曜はよしのりが先導して、迷わず森の中へ。金曜のまさとも迷いはなし。目的地へと直行です。でも、月曜の子どもたちは、初めから森の入口とは反対の方向へ向かって歩きはじめました。
「なんかちがうよ」
どう見ても森から離れていくことに気づいた子どもたちは、バーベキュー場の角でストップ。
先へ行ってしまった3人は、バーベキュー場の周りをぐるりと回って戻ってくるかと思って見ていたら、そのまま森の方へ。笛を吹いても気づかない… りょう兄に急いで後を追ってもらって、森の中で落ち合うことにしました。
最終的には目的地の方へ向かってはいたわけですが、ワンダースクールではたか爺の目が届かない場所へ姿を消すと、本来なら即「イエローカード!」です。なぜなのかは、親子で外出した時に子どもの姿が急に見当たらなくなってしまったらどんな気持ちになるか、想像してみてもらえればわかりますよねぇ…
まあ今回は、たか爺にこっぴどく叱られただけで無事済んでいるので、大目に見ましょうね。
左上の画像は、たか爺愛用のピンセット、マイナスドライバー、ハンマー、ガラス瓶。瓶の蓋には、小さな空気穴をあけておきます。
一番使うのはハンマーで、朽木のへりを叩いて割ったり、釘抜きの方を使って表面を少しずつ削ったり。瓶にエサをつめる時には柄の部分も使えるすぐれもの!?
マイナスドライバーは、てこの原理を使って朽木を少しずつ割ったり、削ったりします。まあ、わからなくて当り前なんだけれども、毎年何人かプラスのドライバーや先を交換して使うタイプのドライバーを持ってくる子がいますが、役には立ちませんよねぇ…
ついでにエサのつめ方も。右上の画像です。
@幼虫を探しながらでもOKですが、まずは朽木を崩します。
A適度に(これが一番難しいんだけれどもね…)湿りけのあるものを指で細かくしながら瓶の中へ。
B瓶いっぱいになったら、ハンマーやドライバーの柄の部分(画像では100円ショップのすりこぎ使用)を使って押し込みます。押し込むと1/3ぐらいになってしまうので、@〜Bを3回ぐらいくりかえせば出来上がり。
右下の画像のように幼虫を置いてあげれば、自分でもぐっていきます。あとは温度変化の少ない場所に保管しておくだけでOK。6月になったら一度のぞいてみてくださいね。
木曜は、よしのりがクワガタの幼虫2匹にカミキリの幼虫4匹。ゆうたはクワガタとカミキリ1匹ずつという結果です。
金曜のまさとはエサつめからスタートして、クワガタ1匹にカミキリ4匹。左下の画像には、たか爺が見つけたやつも入っています。
月曜もやはりエサつめからスタートでしたが、自分でつめおえたのはそうだけだったので、たか爺がつめたものを分けてもらいました。
幼虫のほうは、りょうたろうがクワガタのおチビちゃん、まさひろがカミキリのおチビちゃんのみ… たか爺とりょう兄が見つけたクワガタ、カミキリ、タマムシの幼虫をお持ち帰りです。久しぶりにウバタマコメツキの幼虫も見つかりましたね。