ワンダースクール通信 933
ヒバカリの子 2008.5.24

 

 5月15日(木)は、ピクニックの森へ入るとすぐに、ヒバカリの子が森の中の細い道を横断中でした。秋に孵化するようなので、このサイズでもひと冬を無事に過ごしたようです。
「かわいい」
「手乗りヘビ!」
「俺のペットにする」
 たか爺が手のひらですくいとって渡すと、子どもたちも交替で手のひらにのせていました。
 基本的にヘビは苦手なたか爺も、初めてこのヘビを見つけた時には「かわいいヘビもいるんだぁ〜」と、感動してしまいましたからね。
 噛まれるとその「日ばかり」の命だったか、実はおそろしい名前なんだけれども、毒ヘビではありません。それどころか、とてもおとなしいヘビで、子どもたちがちょっと遊ばせてもらっても、噛まれることはまずありませんね。
 顔もおだやかでかわいらしく、首のマフラーがチャームポイント!? 大人になってもあまり大きくならないので、確かにペットにしたくもなりますが、飼うのは難しいでしょうねぇ…
 昔、干上がったザリガニの池の小さな水たまりに、5、6匹集まってきていたことがありました。まなちゃんが1匹持ち帰りましたが、「やっぱりヘビはちょっと…」ということで、お母さんが翌日返しにきました。それならたか爺が飼ってみようと、ヒバカリの飼育に初挑戦!
 でも、小さな魚やオタマジャクシ、ミミズなど、いろいろ試してみてもなかなかエサを食べてくれなくてねぇ… 結局、1週間でザリガニの池の近くへ帰してあげたことがあります。
 水辺の湿った環境を好み、昼行性で夕方活動することが多いので、秋が瀬公園ではよく見かけるヘビですが、「埼玉県レッドデータブック」では絶滅危惧U類。最近、指定管理者制度の影響で公園の環境や利用者層が変わってきているので、今後が心配ですね。
 三本土管の池でのザリガニ釣りは、この日はまったくふるわずに釣果は0。ゆうたとひろきは「足ボチャ」でしたねぇ…