ワンダースクール通信 954
夏はやっぱりカブトムシ 2008.8.12

  

 7月29日(火)は、「夏はやっぱりカブトムシ」の下見で狭山です。今年もヒグラシの大合唱のなか、17時前からポイントをチェックして回りました。
 昨年最もいい状態だった木が切られてしまっていた第1ポイントには、明るいうちから1ペア。4本は樹液が出ていたけれども、年々さびしくなってきています。
 今年も使う予定の第2ポイントでは、丘の上の木はセメントを塗られ、斜面林の木は切られてしまっていました。それでも6本はどうにかなりそうです。オオスズメバチの女王蜂(未交尾かな)やモンスズメバチが集まっているいい木もありました。
 第3ポイントは1本のみですが、かなりいい状態。近くではミツバチの巣も見つかりました。
 暗くなるのを待って、再びポイント回りです。第2と第3ポイントの7本の木を何度か見て回るだけで、カブトムシの♂8・♀16の24匹。コクワガタの♂も1匹でした。他のポイントは必要なさそうですね。ミヤマカミキリは今年は初めてかな。

 

 今年は30日(水)のみトラップも使用。4ヶ所すべてに1匹ずつは飛んできて、だいちが担当した左上のトラップには2匹です。それなりの効果は期待できますが、人数が多い日以外は必要ありません。この日は♂7・♀15の22匹だったので、やはり樹液に勝るものはありませんよね。コクワガタの♂も1匹でした。
 木別にいくと、この日アシスタントをお願いしたまり姉が見つけてくれた木が一番で5匹。最後にみんなで見にいった第3ポイントの木を上回りました。
 そういえば、昨年はカブトムシがなかなかつかみとれなくて苦労していたわたるはもう完璧。まり姉も驚いていましたね。今年はだいちが苦労していましたが、1匹捕まえると何度も何度も虫かごの中をのぞきこんでいました。よっぽどうれしかったんでしょうね。
 子どもたちは「頭だけカブト!」やありじごくでも大騒ぎ。アブラゼミの幼虫も多く、杭に上っていたものは羽化も見ることができました。

  

 31日(木)は、ロープにぶらさがって羽化していました。木の上の方の枝先で羽化していたセミは、ヒグラシかツクツクボウシか確認できなかったけれども、透明な羽のセミの羽化シーンも近くで見たかったなぁ…
 この日は深いブルーの目がなんともきれいなヒキガエルもご登場! りつが見つけてくれました。どうやら樹液に集まる虫を食べにきているようで、8月5日にも同じ場所に現れましたね。たか爺と読みが同じとはなかなかやるなぁ〜。食事の邪魔をして「ごめんなさい」ですが、あとでゆっくり召し上がれ。
 カブトムシは♂5・♀13の18匹。コクワガタの♂1・♀1にノコギリクワガタの♀も1匹です。
 木別にはりつが担当した木が8匹で、一番集まってきていました。でも、1度に5匹も来ていたって、まったく気がつかないんじゃねぇ… あんなに大きな羽音も聞こえないし、ゴキブリとカブトムシの見分けもつかない? とりあえず全員臨時招集して、早い者勝ちですね。

 8月4日(月)と5日(火)は不安定なお天気でした。でも、たとえ土砂降りでもカブトムシは出てきます。むしろ雨の日のほうが出足も早くて捕まえやすいぐらいかな。問題は雷です…
 東京はすさまじい雷雨だったので現地へ電話で確認したところ、雨も降っていないし雷も遠くでたまに鳴る程度!? 局地的なので、この時期の大雨・洪水警報や雷注意報は本当にあてになりません… 秋が瀬公園と違って大雨・洪水の影響を受ける場所ではないので、とりあえずは現地へ行ってみて、雷の状況で判断することにしました。
 4日は、行きも帰りも関越では豪雨にみまわれた場所もありましたが、本当に局地的。現地は小雨程度で、雷もかなり遠くて助かりました。
 やはりカブトムシの出足も早く、18時50分から19時15分までのひと回り目で♂3・♀8の11匹。コクワガタの♂も1匹です。
 待伏せ作戦はやめにして、いったん車に戻って休憩。19時30分から45分までの2回目では♂2・♀10の12匹を追加、20時から20時15分までの3回目では♂2・♀1の3匹を追加です。
「宝の木だ」
「もういらない…」
 子どもたちはなんともまあ、贅沢なことを言ってましたねぇ… 左の画像は2回目ですが、♂2のみキープです。計26匹は今年の最高記録でした。
 5日は、関越でもたいして降られず現地は晴れ!? 念のためカッパは用意してもらって、通常の1人1本の木パターンです。この日もカブトムシの出足は早く、20時10分には「もういいよね?」という感じで、♂7・♀18の25匹。
 木別には、ヒキガエルがレストランにしている木が9匹で、ゆかりが担当した木が7匹と集中していましたね。逆に1匹も来なかったのは、ピーチクパーチクコンビの木。これはまあ、カブトムシの気持になってみるとわかるような気もします!?

  
 
 

 たか爺はこれで、今年の夜のプログラムを無事終了。下見も含めて「ホタル狩り」2回、「夜の森探検隊」9回、「夏はやっぱりカブトムシ」5回の16回でした。さすがにバテ気味です…
 でも、夏の夜の森のワンダーワールドは、本当にミステリアスで魅力的です。そして何よりも、ホタルの光やセミの羽化に見入る子どもたちの真剣なまなざしや、自分の手で捕まえたカブトムシを何度ものぞきこんでいるうれしそうな顔を見ていると、これはもうやめられませんよねぇ〜。