ワンダースクール通信 948
梅雨の晴れ間のクワガタさがし? 2008.7.16
7月8日(火)・9日(水)・10日(木)・14日(月)のワンダーキッズは子供の森。「夜の森探検隊」の予行練習も兼ねて、梅雨の晴れ間のクワガタさがしです。
この2週間で樹液もかなりいい感じになってきました。ヤブキリも鳴きはじめましたね。
水曜はたか爺がコクワガタのオス、タッチときょうすけがメスを1匹ずつ。木曜はたか爺がメスを1匹です。まあ、たか爺のあとにくっついて来るだけの子どもたちは、自分では見つけられませんよねぇ… 木の洞や隙間近くにいたやつは、もぐりこまれてしまってお手上げでした。
トウキョウダルマガエルを素手でつかまえられる子は少なくなりました… タッチが見つけたシオカラトンボのヤゴ
クワガタさがしとはいっても、子どもたちはカエルとりが中心です。でも、逃げ足の速いトウキョウダルマガエルを素手でつかまえられる子は、本当に少なくなりました… 火曜はしゅうや、水曜はきょうすけのみで、木曜と月曜はだれもつかまえられません。
まさとは溝へズルリとすべりこみ、上がるときにもズルズルと… 池でも「アマガエルに逃げられた…」んじゃ、トウキョウダルマガエルは当分無理だなぁ… まあ、5月にはカエルを見て逃げまわっていたので、自分でもつかまえてみたくなったのはかなりの進歩かな。しゅうやがつかまえたやつを触らせてもらっていました。
タッチはシオカラトンボのヤゴを見つけていましたね。
森のあちこちで見られるニホンアマガエルの子ガエル だいぶ大きくなったニホンアカガエルの子ガエル
「しっぽガエル」
これは、こうき。池のアマガエルのオタマジャクシは次々に子ガエルとなって、池のまわりに限らず森のあちこちで見かけます。
「はさまれた」
きょうすけはザリガニの穴に手を突っこみました。つかまえることはできませんでしたが、これは大したものです。ワンダースクールではなおや以来かな? 今の子どもたちは、木の枝をちまちまと突っこんでみるぐらいですからねぇ…
たか爺のドラ息子&友だちたちは小学生の時によくやっていたけれども、指先の感覚だけでザリガニのハサミをよけながら背中をつかんでつかまえられる子は、もういないのかなぁ… 自分の腕でザリガニの穴の泥の感触や深さも実感できますよね。
「もやっとボール」
つくるはラクウショウの実をせっせと収穫です。
「たのしかったぁ〜」
これは、宝の山に積まれていた草の山渡りでしたね。
木曜にはアカガエルの子ガエルもご登場。もうだいぶ大きくなりました。
ハシブトガラスの幼鳥 2008.7.10
10日(木)には、ニイニイゼミの鳴き声をようやく聞くことができました。翌日からは大合唱です。
駐車場にはハシブトガラスの幼鳥。親鳥を呼んでしきりに鳴いています。帰りには親鳥らしきカラスが2羽、近くの木の上にやってきました。どうするのか車の中から子どもたちとしばらく観察させてもらっていたら、パトロールの車がやって来て、降りてきた爺さんが追いかけまわす… 親鳥もどこかへ飛んでいってしまいましたねぇ…
「夜の森探検隊」の下見に行った翌日の夜にもまだいました。あまりにも哀しそうに鳴くので、たか爺は連れ帰って飼いたいという気持をおさえるのがもう大変… 翌々日には見かけませんでしたが、どうしちゃったかなぁ…
左から ハチモドキハナアブ・オオヒラタシデムシ・ショウリョウバッタ(幼虫) 2008.7.14
14日(月)はとにかく暑くて、スズメバチでさえ巣から出てこない!? たか爺としては、今年はチャイロスズメバチやスズキベッコウハナアブが見られなくて残念です。ハチモドキハナアブも例年より少ないかな?
「おそうじむし!」のオオヒラタシデムシは、めずらしく木の幹で交尾中だったので、写真を撮らせてもらいました。なんだか違う虫のような雰囲気です。路上でミミズの死体に群がっている写真ばかりですからねぇ…
ショウリョウバッタの幼虫たちも目立つようになりました。褐色型のショウリョウバッタモドキの幼虫には、逃げられてしまって残念…
トウキョウダルマガエルの溝は酸欠状態のようで、真っ赤なザリガニたちが水面に出てきていました。かなりの数で釣堀みたい!?
10cmぐらいの魚も何匹か水面でパクパクしていて、メダカサイズの魚の群も泳いでいます。すぐ干上がる場所なので、魚までいるとは思ってもみませんでした。帰りにも寄ってたも網で捕まえてみたら、10cmもメダカサイズもフナでしたね。そらとゆうはザリガニをつかまえてお持ち帰りです。