ワンダースクール通信 950
「夜の森探検隊」Part2 2008.7.26

 
子どもたちには「謎!」にしておいたクワガタ♀は、オオクワガタで間違いありませんでした 2008.7.19

 梅雨も明けて、子どもたちも夏休みに入った7月19日(土)と20日(日)の夜の森は、なんだかとてもにぎやかでした。10人以上の団体さんや、親子も何組か来ていましたね。
 「ライバル、ライバル」とやかましい子もいたけれども、まあ、いいじゃない。とりあえずは樹皮をはがしたり、トラップをつけっぱなしにしていったりする馬鹿なやつはいなかったようだし、夜の森へ連れて行ってくれる大人がいる子どもたちは幸せです。
 それに、たか爺には「ライバル」なんていません!? 適当にまわっても、土曜はコクワガタ♂4♀2にカブトムシ♂1♀5はキープ。子どもたちには「謎!」にしておいたクワガタ♀は、念のため2chの虫板で確認してもらったら、オオクワガタで間違いありませんでした。以前中型の♂を捕まえたこともあるので、誰かが放したものだと思います。
 4組の親子が参加してくれた日曜はカウントしていませんが、お父さんたちがクワガタ7〜8匹はキープしていたかな。ノコギリクワガタの♀も1匹。飛んできたカブトムシは、残念ながら木にはとまってくれませんでした…

 
「チャチャグロツヤツヤアブ」のスズキベッコウハナアブ    アカアシオオアオカミキリも増えてきました

 たか爺としては両日ともに、「チャチャグロツヤツヤアブ」のスズキベッコウハナアブに今年も会えたことが、一番の収穫でしたねぇ〜。アカアシオオアオカミキリだって、クワガタやカブトムシよりもよっぽどレアものです。子どもたちには悪いけど、これがたか爺には「ライバル」がいない本当の理由かな!?
 土曜の「音いくつ」は、つっくとたっくは6〜7種類で、1年生たちはみんな「2」種類… 「ブーン」という音と「アヒルの鳴き声」でした。「アヒル」のほうは、たか爺が終わりの合図に吹いたダックコールです。虫の音はまったく聴こえていないわけねぇ… なんだかまわりがにぎやかすぎて日曜はやらなかったぐらいだから、これもしょうがないのかな?
 「怪獣さがし」では、しゅうやの「弓をひっぱってる人」が新鮮でした。他にも「ゾウ」「カラス」「怪獣の顔」など、いろいろと見つけていましたね。りさは「カメ」、しょうたは「ステゴザウルス」でした。
「まだ寝てるよ…」
 これは、「夜の森探検隊」6年目のつっくとたっく。今年も里帰り参加してくれました。仰向けに「寝てる人」は、今年も健在でしたね。

 
ニイニイゼミ              それどころじゃない状況ですが、ザリガニも本来は夜行性!?

 14日(月)に酸素不足になっていたトウキョウダルマガエルの溝は、ついに干上がってしまいました。右上の画像は残された水たまりにいたザリガニです。メダカサイズから10cmぐらいまでのフナは全滅ですね…
 すぐ逃げられてしまって写真は撮らせてもらえませんでしたが、土日ともにマムシも来ていました。大きさが違ったので、別の個体です。「今年はマムシが多い」という情報は当っているのかな?
 土曜はそれほどでもなかったのに、日曜にはカラスウリの花が次々と開きはじめました。羽化しているニイニイゼミも多く、日曜には駐車場の杭の上でアブラゼミの羽化も見ることができましたね。セミの羽化シーンは何度見ても、本当に感動ものですよねぇ〜。
「なんかいろんな生きもの見れて、おもしろかった」
 これは、今年初めて「夜の森」を体験したりーちゃん。一番怖がりだったしょうたも、「楽しかった」ということなのでよかったですね。