ワンダースクール通信 1005
またまた土手の野草摘みです 2009.3.23

 
ゆうだいが見つけてくれたニホンアマガエル。カエルって、どうしてこんなにかわいいんだろう… 2009.3.18

 3月17日(火)・18日(水)・19日(木)・23日(月)のワンダーキッズは、またまた土手の野草摘みです。池の生きものたちも動きはじめたので、子どもたちはそろそろ「たも網片手に池めぐり」の方がいいのかなと思っていたら、お迎えにいくとみなスコップとビニール袋持参でやる気満々… 食えるとなるとやっぱり違うかぁ〜。
 林床のノカンゾウもまだOKで、土手のツクシは子どもたちでも簡単に見つけられるほど伸びてきて「ツクシ畑」状態だし、ヨモギもいい感じになってきました。ノビルはいつでも掘れるしね。
 ともやはツクシに限らず、どうやって料理するのかよく覚えていましたねぇ〜。でも、しゅうやと2人で土手の上を走り回ってばかりいたら収穫のほうは… 17日のベニシジミは初見。写真は撮らせてもらえなかったけど…
 カラスノエンドウも目立つようになってきました。早くもアブラムシつきも多くて、虫たちって本当においしいものはよく知っていますよね。家で天ぷらにして食べて、「アブラムシつき、うめぇ〜!」と盛り上がっていた子どもたちもいたようです!? 「天ぷら大好き!」のあきらは、ダイコンソウも摘んでいきましたね。
 18日には、ゆうだいがアマガエルを見つけてくれました。お目覚めです。カエルって、どうしてこんなにかわいいんだろう…

 
周回路脇のカキドオシの花 2009.3.19              林床のアマナ 2009.3.19

 19日には、周回路の奥の方に何かいます。なんと道のどまんなかで、カワウが翼を大きく広げて乾かしておりました… 人気がありすぎてパパラッチたちに追いかけまわされているレンジャクたちよりも、もしかすると幸せものなのかもしれません。カワセミの鳴き声は森中に響きわたっている感じで、もう恋の季節かぁ〜。でも、4、5年前のようなカワセミ騒動はもうごめんですよねぇ…
 そういえば、木曜トリオは最後まで団子状態… なにもかたまって同じ場所を掘らなくても、ノビルはどこにでもあるのになぁ…
 昔コゲラが巣に使っていたと思われる細い立ち枯れの木は、やはりもう倒れてしまっていました。本当はコゲラの巣+αの作品にしたかったんだけれども、残念ながらすでにボロボロの状態で半分はアリのコロニー… アリさんたちのお住まいはノコギリで切り離させていただいて、たか爺は入口の穴の表面の部分だけとりあえずお持ち帰りです… どうにか形だけでも残ってくれるようなら、額にでも入れてアイデア待ちかな?
 帰りの駐車場の木の枝では、シジュウカラのオスがメスに懸命にアプローチ中でしたが、なんかフラれちゃった感じでしたねぇ…

 
ゴマギの葉っぱもだいぶ開いてきました。アケビはそろそろいい感じかな? じじいの酒の肴です… 2009.3.23

 23日には、ゴマギの葉っぱもだいぶ開いてきました。アケビはそろそろいい感じかな? 子どもたちには勧められないじじいの酒の肴です… 昨日今日と風が強かったので芽吹きのきれいな柳の枝も折れて、周回路上にもかなり落ちていました。
 バードウォッチャーの数も少なくなってきて、この日は周回路に6名程度。レンジャクの数も減ってきたのかな? 今週末前にはどうか無事お帰りください…
 ワンダーキッズの子どもたちの中には、先週末にも家族でツクシやヨモギ摘み、ノビル掘りに来ていた子が多かったようです。今が旬の食べられる野草は、今週末あたりが一番いいかもしれないので、ぜひまたご家族でもお出かけください。子どもたちが摘ませてもらったノカンゾウはもう、摘まれたあとも伸び続けてすでに摘んだときぐらいの大きさには成長しています… でもまだ摘めるものもあると思いますよ。