ワンダースクール通信 1022
練馬こどもまつり 2009.5.12

 
午前10時すぎ、まずはスタッフの子どもたちが試作中。材料とサンプルが置いてあるテーブルには人が集まりはじめます。
 
午前10時半のスタートと同時に3つのテーブルの18席はすぐに埋まり、早くも順番待ちの行列ができてしまいました。

 5月9日(土)は第27回「練馬こどもまつり」で光が丘公園です。ワンダースクールは今年もおひさま広場で、ネイチャー=アート・スクール「魔法の小枝でキーホルダー作り」ですね。何年かぶりに雨天順延や小雨決行とならず、お天気に恵まれたのが何よりでした。午前9時頃から設営開始⇒10時頃から作り方や注意事項などの打ち合わせ⇒10時半からスタートです。

  

「ケガをしないように、ケガをさせないように、充分に注意してくれよ」
 当初は大人4名・子ども8名のスタッフ12名の予定が、大人2名・子ども6名の8名でのスタートとなってしまったので、実際の作業はすべて子どもたちに任せることにして、1つのテープルを2名ずつで担当してもらいました。ハラグッチーには作業全体を見てもらって、たか爺は受付がメインです。
「たかジィ〜! 1人あいたよ」
「こっちも1人OKです」
「ここ2人あきました!」
 子どもたちは実にてきぱきと動いてくれて、次々と元気な声が飛んできます。
「こいつらスゲェなぁ〜」
 たか爺はもうびっくり。割れやすいヤナギの木にミニドリルで穴をあけたり、香りのえんぴつをノコギリで切ったり、キーホルダーの金具つけだって難なくこなしていきます。

 
12時半から30分だけお昼休みをとらせてもらいましたが、トイレに行って帰ってきたらもう再開待ちの行列が…

 でも、昼には来るだろうと思っていた2名は、昼前になってドタキャン電話… こういうのが一番困るんですよねぇ… 今年は3交替でのお昼は諦め、一旦午前中の受付を終了してお昼休みをとることにしました。
 井上さんは来てくれたので、12時半には午前の部を終了。キーホルダーの金具を数えてみたら、もう120個ぐらいしか残っていません。区で300個用意してもらって、ワンダースクールではペンダント用のヘアーゴム50本をプラス。350人分のパーツのうち、午前中の2時間ですでに2/3がなくなっていましたね。
 お昼ご飯を食べてからトイレに行って帰ってきたら、もう再開待ちの行列が… 午後1時に再開し、残りの金具の数をみながら2時には受付を終了。2時半には作業もすべて終了となりました。
 実際にキーホルダーやペンダントを作った子が350人、いっしょに来ていた親や展示物を見ていった人もかなりいるので150人として、少なくとも500人以上は来場してくれたようです。ありがとうございました!

 それにしても、子どもたちの動きには本当にびっくりです。この10年ずっとワンダースクールを手伝ってくれているハラグッチーも、子どもたちの成長ぶりに驚いていました。へたな大人よりも優秀な弟子たちに恵まれて、たか爺はもう感無量ですね…
 高1のともやは第1期生。小1〜小3はワンダーキッズ、小4〜小6はサタデースクール、中1〜中3はフリーコース、ご家族はファミリー会員で、なんだかワンダースクールの歴史そのもの!? 今年度は初のワンダースクール出身のボランティア会員として、今回見事にデビューしてくれました。
 中1のあきらは、小1から中1までずっとワンダーキッズという、これまたワンダースクール史上初の快挙です!? あきら、小5のほうせい、小4のつくるときょうすけの4人は、昨年の「練馬こどもまつり」も手伝ってくれて、「ねりま遊遊スクール」のお手伝いにもよく来てくれる子どもたちです。この1年でかなり成長しましたね。
 小4のまさとも、今回は残念ながら部活で来れなかったなおとといっしょに、里山のボランティアには来てくれています。そういえば、里山のボランティアにはともやもあきらたちもみな来てくれているので、学年やコースは違っても里山で一度は顔を合わせているのかな? やはり、そういう資質をもった子どもたちなんでしょうね。
 5年前、当時5年生だったけいたとまさひろが手伝ってくれた時に、いつかは子どもたちが子どもたちに教えてあげるような「こどもまつり」にしたいなぁと思いましたが、昨年からすでにそんな感じになっています。こんなに早く実現するとは思いませんでしたねぇ〜。
 みんな、ありがとね! これからも頼りにしておりますので、またよろしく!!