ワンダースクール通信 1024
サツマイモの植えつけ〜里ボラキッズ&ファミリーB〜 2009.5.25
NPO法人むさしの里山研究会の会報『里山通信』用の原稿を転載します。
里山体験レポート 32
サツマイモの植えつけ
自然体感塾ワンダースクール たか爺
まずは畝づくりから サツマイモの植えつけ
5月16日(土)のサツマイモの植えつけには8名が参加。コミュニティファームでまずは畝を作ってもらってから、70本のベニアズマとムラサキイモを植えました。子どもたちもがんばってくれましたね。
ジャガイモ畑 ジャガイモの花
3月に植えたジャガイモは順調に育っているようで、花も咲いていました。でも、そのあと新井さんが植えたスイカは全滅、ダイズや落花生、カボチャもほとんど消滅してしまったそうです… 難しいものですね。トウモロコシはどうにかなりそうな感じでした。
シロザ ヨトウガの幼虫
せっせとカナムグラを抜いたら、今度はシロザが出てきたということで、かなり目立ちます。畑の外縁部では、セイタカアワダチソウがすでに「背高」になっていました。そこで畑の草抜きも。
嫌いな人には「ごめんなさい」ですが、ヨトウガの幼虫も土の中からご登場。個人的には芋虫毛虫も大好きなんだけれども、畑の野菜を夜に食害する「夜盗」なわけで…
田んぼや畑では、「雑草」とか「害虫」とか言われても仕方ないですね。
キツネアザミ アカバナユウゲショウ
田んぼ生きもの公園の方もすでに草ぼうぼうで、キツネアザミやケキツネノボタン、アメリカフウロやアカバナユウゲショウのお花畑状態です。干上がった池ではアサザやヘラオモダカ、カキツバタの花が咲いていました。
クワの実はまだ緑色で小さかったけれども、早くもチャバネアオカメムシたちが来ていましたね… 田植えの頃には食べられるかな?
アサザの花 ヘラオモダカの花
カキツバタ クワの木にいたチャバネアオカメムシ
ノアに戻ると、子どもたちは庭の池でザリガニ釣りです。お弁当のあとは、マツボックリとりやドロケイでも遊んでいました。雨がぱらついてきたので風布川へ行くのは諦めましたが、ノアの庭だけでも充分楽しめますよね。
苗代では稲が順調に育っていました。「里山体験プログラム」の方はこのあと、6月13日・14日の「どろんこ田植え体験」、6月20日の「田んぼの生きものしらべ」、27日の「ジャガイモ掘りと試食」、7月4日の「ホタル狩りとザリガニ釣り」、11日の「田んぼの草とり」と毎週末開催されます。ご予約はお早めに!