ワンダースクール通信 1059
今年はマダラバッタ狩り!? 2009.10.23

 
後脚の赤・青・黒の斑模様が特徴のマダラバッタ

「あらァ… マルガリータ!」
 9月24日からのワンダーキッズは「トノサマバッタ狩り大会」の予定でいたら、トノサマバッタの原っぱはすでにもう草刈り済みです。しかも金曜はインフルエンザ、火曜は運動会の練習で中止となり、水曜は雨で多摩六都科学館となってしまいました…
 24日(木)は、まずはサクラソウ自生地の中の道を歩いてみましたが、なんだか今年はバッタやキリギリスの仲間たちも少ない感じです。でも、原っぱに出ると、予想に反して飛びたって逃げるバッタがけっこういます。もちろんトノサマバッタではありません。クルマバッタモドキあたりかなと思って、とりあえずは子どもたちに追いかけてもらいました。
 その正体はマダラバッタ。昔はレアものだったようですが、毎年何匹かは必ず捕まっていて、最近増えているバッタのようです。今年はそのマダラバッタしかいない!?
 で、マダラバッタ狩りの成果のほうは、れおとともやが11匹ずつ、まさたけ5匹、しゅうや4匹。マダラバッタ以外では、れおはイボバッタ、トノサマバッタ、ショウリョウバッタモドキを1匹ずつ、まさたけはオンブバッタ1匹、しゅうやはウスイロササキリ1匹でした。まあ、マダラバッタは造成地や荒地好みらしいので、草刈り済みの原っぱには最も似合うバッタなのかもしれませんね。

 
イボバッタ                               交尾中のヒメアカタテハ