ワンダースクール通信 1137
サツマイモ植え〜里山体験プログラムD〜 2010.6.3
NPO法人むさしの里山研究会の会報『里山通信』用の原稿を転載します。
里山体験レポート 54
サツマイモ植え
自然体感塾ワンダースクール たか爺
5月15日(土)のサツマイモ植えには、大人4名・中学生1名・小学生4名の9名が参加。まずはコミュニティファームの草むしりをしてもらいました。畑にとっては雑草のアカザやカナムグラ、厄介者のセイタカアワダチソウが多かったですね。300本植える予定のサツマイモは、今回は150本用意されていましたが、すべては植えきれなかったようです。
畑にはアマガエルやナナホシテントウが多くて、捕まえている子もいました。大きな卵のうを抱えたコモリグモも出てきましたね。
田んぼ生きもの公園の前の道の石垣の上には、アオダイショウの抜殻。たけのこ掘りのときにちょっと遊ばせてもらったやつのものかもしれません。
スズメのひなはノアの庭に落ちていたもの。ちょっと弱っていたけれども、かわいくてなぁ…。連れて帰って飼いたいところだけれども、草むらの中にそっと置いておくしかありませんよね。
午後の籾まきは臨時開催です。2家族は体験されていかれたようですが、私は失礼してキッズアシスタントの子と2人で風布川へ…。寄居まで来たらやはりこの時期は、時間があれば風布川、帰りに寄るなら都幾川という感じでしょうか。普段きれいな川には縁がないもので、どんな生きものたちが見られるのか、楽しくてしかたがありません…。
残念ながら、一番見たかったクロスジヘビトンボの幼虫は捕まらず、オナガミズスマシもまだ出ていませんでしたが、オニヤンマやミルンヤンマ、(多分)ミヤマカワトンボの大きなヤゴが捕まっていました。
この日はなんとヤマメも! この3年、風布川へはせっせと通っていますが、子どもの網に入ったのは初めてです。
池のまわりには、ニホンカワトンボの姿が多かったですね。