ワンダースクール通信 1142
練馬区教育委員会委託講座 ねりま遊遊スクール
「親子で勝負! ザリガニ釣り」
 2010.6.8

 
 
 

 今年の「親子で勝負! ザリガニ釣り」は、5月29日(土)のねりま遊遊スクールには13家族36名、30日(日)の親子でワンダーには5家族16名が参加。29日は社事大のちか&ゆうか、キッズアシスタントのきょうすけ、30日はキッズアシスタントのあきら&きょうすけにお手伝いをお願いしました。昨年は雨天「結構」!? 今年もなんだかあやしいお天気でしたが、雨には降られずよかったですね。
 以下、29日の参加者の方たちの感想をいくつか載せておきます。アンケートへのご協力、ありがとうございました。

・ザリガニにびっくり。
・たくさんとれておどろきました。
・ザリガニがいっぱいつれてよかった。
・ザリガニが意外と簡単にとれるのがわかってよかったです。
・子供が経験できたことが何よりよかった。
・久しぶりに子供に帰った気分で楽しかった。
・いろいろ発見できて、子供にも親にもいい経験でした。
・ふつうのつるだけのザリガニつりではなく、いろいろちしきもまなびました。

 今後参加してみたい講座としては、時期的に「カブトムシ」や「クワガタ」とり関係7人、「虫とり」「ホタル」「昆虫採集」などが多かったけれども、これはもう急いでワンダースクールの会員になってもらうしかありませんよね!?
 食べられる「野草」や「田んぼ」関係、「自然体験」「自然をテーマにしたもの」「自然かんきょうについて学びたい」と書いてくれた方も、ねりま遊遊スクールのような単発の講座に参加しているだけでは、なんだかもったいない… 子どもなんてあっという間に大きくなっちゃうので、子どもといっしょにいろいろ体験できる期間は意外と短いんだけれどもなぁ…

 

 今回も最後に、ザリガニの体やオスメスの違い、飼い方の説明など。
 国際生物多様性年で、10月には日本で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催される今年は、久しぶりに「もちかえってはいけない 水辺の特定外来生物」という新しい資料も作って、ザリガニ釣りは楽しいけれども、「要注意外来生物」のアメリカザリガニと「特定外来生物」のウシガエルの関係から、「外来生物」や「外来生物法」に関しても話をさせてもらいました。まだまだ一般的には意外と知られていないものです。
 29日には、きょうすけに四手網も担当してもらって池の生きものを捕まえてもらいましたが、ヨシノボリの子どもとモツゴ程度… あとは、まだしっぽつきのアカガエルの子ガエルやサカマキガイぐらいです。もちろん水質の関係もありますが、アメリカザリガニが多い池には他の生きものの種類が少なくてちょっとつまらない…
 30日は、お母さん1人で5・3・0歳児といっしょに参加された親子もいたので、あきらときょうすけには保育担当も!? 「おにいちゃん」として、ザリガニを釣らせることにも成功しました。普段はおねえちゃんという立場のみさとは、ずっと2人についてまわっていましたね。おにいちゃんができて、よほどうれしかったようです。最後は池ボチャだったけど…
 そういえば、0歳児の秋が瀬デビューも、ワンダースクール史上初となります。お母さんといっしょに、体全体で秋が瀬の光や風を感じとってくれたでしょうか。