ワンダースクール通信 1168
水ガキばんざい! 川遊び 2010.10.5

  

 夏休みの後半は「水ガキばんざい! 川遊び」で巾着田です。今年は8月17日(火)・18日(水)・20日(金)・22日(日)・23日(月)・28日(土)・29日(日)の全7回でした。
 河川工事の影響はなく毎年使っている場所を使えましたが、今年の夏は雨が降りませんでしたからね。日を追うごとに川の水量は減るばかりで、たか爺としてはちょっともの足りなかったけれども、最近は小学生でも浮輪でちゃぷちゃぷだったり、粘土こねこねだったり、石を積み積みダム作りだったりして遊ぶ子が多いので、まあいいか… 親子でワンダーの2〜5歳児たちには、ちょうどいい感じでしたね。

 
あきらが捕まえたカジカ 2010.8.18               タッチが捕まえたヘビトンボの幼虫 2010.8.18

 川の生きものさがしでは、水曜の子どもたちが「追いこみ漁」。あきらは80o以上あるカジカも2匹捕まえていました。
「たかじぃ、このヤゴいっぱいいるよ」
 タッチはコオニヤンマのヤゴや55oあったヘビトンボの幼虫、カジカガエルの子ガエルなどを捕まえていましたね。他の日はせいぜい稚魚すくいといったところです… 川の中を走り回っての鬼ごっこは、水曜の伝統行事!?
 例年より水深が浅いので低い場所からになってしまいますが、飛びこみは日曜のゆう、たろう、ひろか、親子でワンダーのよしひでたちが楽しんでいました。フジの蔓登りやターザンロープで大騒ぎだったのは、土曜のなつとみお。男の子たちはちょっと情けなかったかな…
「どろパック!」
 これは金曜。粘土を顔や体に塗りたくって遊んでいたゆうきでした。

 
マユタテアカネ♂ 2010.8.18                   眉たてというより「鼻毛ボーボー」!? 同左 2010.8.23
 
マユタテアカネ♀ 2010.8.18                   ミヤマアカネ♂ 2010.8.17

 川とヒガンバナ群生地の林との境目の木陰には、マユタテアカネが多かったですね。この夏はトンボだって暑くてかなわんという感じでしょうか。同じ赤トンボでも山に避暑に行くのは、アキアカネだけのようです。逆に日の当る草地にはミヤマアカネが多く、どちらも低い場所にいてくれるので写真も撮らせてもらえました。
 草地や通路の砂地にはクルマバッタモドキが多くて、歩けば次々と飛びたちます。河原にはセセリチョウの仲間やツマグロヒョウモンなども吸水にきていましたが、クロバネツリアブは初めて見ましたね。

 
ヒガンバナ群生地のキツネノカミソリ 2010.8.17        ハス 2010.8.29

 今年は開花が大幅に遅れていたヒガンバナの群生地にはキツネノカミソリ。同じヒガンバナの仲間ですが、個人的にはこっちのほうが好きな花です。
 花の左下に写っているハスの実は毎年もらってきますが、今年は28日に通路にはみ出していたものが茎ごと切られてラッキー! もちろん茎ごと収穫させてもらいました… 川遊びが終ると、たか爺の頭の回路もいよいよ秋のアートモードへと切り替わります。