ワンダースクール通信 1177
草はらジャングル探検隊 2010.11.11
コブシの実は「拳」に見える? 2010.10.2 ハナゾノツクバネウツギの種はヘリコプター!
なんだか赤トンボしらべとごっちゃになっちゃったけど、10月2日(土)・3日(日)のサタデースクールと13日(水)・15日(金)・18日(月)のワンダーキッズは、ほんとは「草はらジャングル探検隊」…。2日にはまだヨシの穂しか開いていなかった浄化施設の原っぱに入る前に、まずはコブシの実やハナゾノツクバネウツギの種でも遊ばせてもらいました。
「魔法の草の実」ガガイモの実
「魔法の草の実」ガガイモの実は、今年も見つけられない子は1つも見つけられないし、見つけられる子はいくらでも見つけてしまうぐらいは見つかりましたね!? たか爺も毎年20個ぐらいは持ち帰りますが、今年のものは11月9日に初めて1つ開いて、妖精が舞いはじめました。種の話をするときに使うため、急いでビニール袋に封印です。
まあ、昨年のものもまだいっぱい残ってはいるんだけれども、種を飛ばしたあともネイチャー=アート用にいろいろと使いみちがあるもので…。
2日と3日はトノサマバッタも多く、交尾中のカップルも
2日と3日はトノサマバッタも多く、そら、みお、だいすけが1匹ずつ、たろうは2匹捕まえていました。2日と13日には交尾中のカップルも。15日にはショウリョウバッタモドキも見つかりました。たか爺としては、やたらと鳴いているカンタンを捕まえて飼いたいんだけれども、そう簡単には見つかりません…。
「くっつきむし」のイガオナモミとアレチヌスビトハギ
湖畔のオナモミ畑は今年も豊作。オオオナモミはさらに減って、イガオナモミの群生地となっています。なつは今年も帽子にお花の形。13日の「オナモミ合戦」は、イガオナモミじゃやめてくれぇ…。残念ながら、13日には彩湖の水位が上がって大半が水没。18日からは工事のため立入禁止です…。学校の先生にオナモミを頼まれていたあきのりは、ぎりぎりセーフで収穫できてよかったですね。
「あれっ? 何だぁ〜? なんかいるよ。」
たか爺にだまされて、「なに? なに? なに?」と道ばたに近づきすぎた子どもたちは、アレチヌスビトハギの洗礼を受けておりました…。ごめんね…。
オギ(黄色い花はセイタカアワダチソウです…) ススキ
オギの穂は13日頃からようやく開きはじめました。
「金・銀・銅だっけ?」
ススキ・オギ・ヨシの穂の色ですが、覚えていてくれたのは3年生のこうきです。まあ、たか爺流のパッと見流ですが、うれしいですよね。
そういえば、一昨年の8月に1.200字ぐらいのコラムを10篇ほど書いた『子どもと自然大事典』の校正紙の一部が、10月5日に送られてきました。なんせ2年前のことですから、企画自体がぽしゃっちゃったのかなぁ…ともう忘れていましたが、11月10日にて著者校正はようやくすべて無事終了。12月には出るようです。
A5判480頁の本の内ほんの10数頁だけだけれども、改めて目を通してみるとけっこう真面目に書いていますよ!? もうちょっと引き受けておけばよかったかな、という感じです。「自然物を食べる」「ケムシと子ども」「ハチと子ども」「ネイチャークラフトからネイチャー=アートへ」「竹細工と子ども」「もの集め遊び」「夜の森探検隊1」「水ガキばんざい! 川遊び」「自然の中の危険」「自然体感塾 ワンダースクール」「レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』」の11項目ですが、こうして見るとまあワンダースクール的ではあったかな?
ちょっと高いけど、出版されたらよろしくお願いいたします。学校や地域の図書館へもお願いしてくださいね!