ワンダースクール通信 1185
葉っぱでアート 2010.12.21
トトロ byたか爺 赤とんぼ byたか爺
11月19日(金)・24日(水)・29日(月)・30日(火)のワンダーキッズは、和光樹林公園で「葉っぱでアート」です。新宿御苑・アートギャラリーでの「自然観察を楽しむアート展」では毎年、昨秋の子どもたちの傑作から10点を選んで展示していますが、来場者の評判は本当に良くてねぇ〜。たか爺も今年は子どもたちがどんな作品を作ってくれるのか楽しみにしています。
でも、預かった作品はその日のうちにスキャナーで取り込まないといけないし、プリントアウトしてラミネートしたりもするので、葉っぱだけは子どもたちといっしょに集めていっても自分の作品まではなかなか作れません…。今年は上の2点がうまくいったほうかな。
「トトロ」は和光樹林公園のハクモクレンとシナマンサクをベースに、ヤマモミジとドウダンツツジを使用。ケヤキの口がお気に入りです。鼻はちょっとズルして、里山ギャラリー・ノアのヘチマの種を使わせてもらいました。子どもたちへのお手紙用に使えそうですね。
「赤とんぼ」は昨年のほうせいの傑作「夕陽のトンボ」のアイデアを借用…。これだけは今年絶対に作っておこうと思っていたものです。稲の葉にはススキを使いましたが、あとはすべて秋が瀬公園のモミジバフウ。「里山の恵みゆたかに赤とんぼ」という句を入れて、トンボの研究者のゆたかさんにもプレゼントしておきました!?
まずは葉っぱ集めから。左はメグスリノキ、右はヤマモミジです。
ヤマモミジ 2010.11.24 こうきが見つけてくれた「金の卵」 2010.11.24
「カナダの国旗発見!」
これはこうちゃん。モミジバスズカケノキの葉っぱです。「メイプルリーフ」のサトウカエデではありませんが、形は似ていますよね。
「金の卵!」
ハクモクレンの葉っぱに産みつけられた卵塊を見つけてくれたのは、こうきです。カメムシの仲間あたりかな? 何が出てくるか楽しみにたか爺が持ち帰りましたが、残念ながら孵化済…。老眼ゆえのかなしさですねぇ…。
作品づくりは、今年は「葉っぱでアート展」開催中の和光市総合体育館のパークギャラリーにて。
金曜の子どもたちの作品 展覧会
ワンダーキッズでは毎年和光市総合体育館のパークギャラリーを使わせてもらっていますが、今年は11月1日から30日まで昨年と一昨年の子どもたちの傑作集を展示させてもらいました。作品づくりの参考にする子が多いかと思っていたら意外と少なくて、みんな自分の世界に没頭していく感じでしたね。
展覧会では、1・2年生はみんな自分の作品が1番お気に入りの推薦作でしたが、まあ、それぐらいの自信は持っていてもらわないと!? さとしは「葉っぱの妖精」、ゆうきは「サソリ」、だんは「葉っぱのモンスター」、あきのりは「ステゴサウルス」です。
「悪戦苦闘してこれかぁ…。」
昨年はせっかく動きがあっていい作品になりそうだったのに、仕上げに手を抜いてちょっと残念だったたくまは、今年は集中して「花」に取りくんでいました。発想はよかったんだけれども、納得のいく作品にはならなかったようです。色や+αにもう一工夫だったかな。
毎年じっくりと構想をねってから貼りはじめ、最後には完成度の高い作品に仕上げていたタッチとこうきも、今年は時間切れだったようです…。こうきの「しらない君」は、マツボックリを切って使うというアイデアが斬新で良かったんだけれどもなぁ…。子どもたちの支持は集めていて、2票入っていましたね。
以下、たか爺の独断と偏見による今年の推薦作です。
タカ byあきら 鳥 byほうせい 鳥 byこうへい
海 byけんじ 森のクマさん byたかみん
エラスモサウルス byまさたけ パキケファロサウルス byまさたけ
首なが龍 byてっぺい トンボ byてっぺい