ワンダースクール通信 1184
里山の収穫祭〜里山体験プログラムO〜 2010.12.18
NPO法人むさしの里山研究会の会報『里山通信』用の原稿を転載します。
里山体験レポート 62
里山の収穫祭
自然体感塾ワンダースクール たか爺
11月23日(火)の「里山の収穫祭」はキャンセルも少なく、大人20名・子ども24名の44名が参加。やはり食べられるプログラムは違うようです!? まあ、田植えか稲刈りには参加してくれたご家族ばかりだし、中には夏の暑い盛りの草とりにまで、何度も足を運んでくれていたご家族もいますからねぇ〜。
到着早々この日の食材の野菜をせっせと洗ってくれていた年長さんは、普段からよくお母さんのお手伝いをしているんだろうね。もう10年以上前から「自然体験」と同じく子どもたちに不足していると言われている「生活体験」ですが、私にはいまだによくわかりません…。日常的に家庭で体験できることばかりなのに、子どもをペットのようにしか育てられない親が増え続けているのでしょうか?
「木の実あてクイズ」はやさしすぎ!? 今年はあててもらう10種類の木の実の名前が解答用紙に書いてあって、選ぶだけになっていましたからね。なんと全問正解者が10名以上いたようです。かといって、それぞれの木の実の名前を実際に書いてもらうとなると、これはちょっと難しすぎるかもしれないし…。
実際に数えてみた一株の稲に成るお米の数のほうは、いったい何粒だったかな? 子どもたちも真剣に数えていましたね。
1袋500円でカブ、ダイコン、ニンジン、ハクサイ、サトイモ、ホウレンソウなどをビニール袋に詰め放題だった「野菜の収穫」も盛り上がりました。ナガイモあたりが掘る苦労も一番、市場価格的にも一番だったのかもしれません。
釜で炊きたての新米のご飯に豚汁、お漬物など、里山ランチもおいしかったですねぇ〜。用意してくれた60人分がきれいにたいらげられておりました。
午後はフリータイム。ドラム缶で竹を燃やしたり鬼ごっこをしたりして大騒ぎだった子どもたち、ジュズダマのアクセサリー作りに夢中だった親子ともども、楽しんでもらえたようでなによりです。