ワンダースクール通信 1198
凧作りとたくわん作り〜里山体験プログラム・臨時開催〜 2011.2.21

 NPO法人むさしの里山研究会の会報『里山通信』用の原稿を転載します。

里山体験レポート 66

凧作りとたくわん作り

自然体感塾ワンダースクール たか爺

 なんだか不思議な組み合わせのタイトルですが、凧を作ってからたくわんも作るというわけではありません…。ノアの1Fと2Fに分かれて同時刻に開催です。 129日(土)にたくわん作りが追加開催されることになったので、キャンセル待ちの方が多かった凧作りも追加開催ということにしてもらいました。
 ご家族で参加してもらって、お母さんは1Fで日本の伝統的な食べもののたくわん作り、お子さんは(お父さんも)2Fでこれまた伝統的な遊び道具の凧作りで、しかも地元のおじいちゃんやおばあちゃんが教えてくれるなんて、こんなにいい企画はないと思ったんだけれどもなぁ…。参加者は2家族だけなんて、ちょっともったいなかった感じですね。

 

 凧作りには、4人の子どもたちとお父さん1人の5人が参加。講師は南部さんです。
 一番簡単に作れる凧とはいっても、今の子どもたちにとっては結構むずかしいものですよね。骨組みに使う竹も南部さんが用意してくれていますが、子どもたちにはどうしたらよりうまく作れるか工夫もしてあって、準備も大変だったと思います。
 最後には好きな絵や文字を描いてしっぽをつければ出来上がり! 描かれた絵や文字を見ると、子どもたちの個性がはっきりと出ていておもしろいですよね。








 

 たくわん作りにはお母さん2人が参加。講師は地元の80代のおばあちゃんです。
 20sの干した大根を2つの漬物桶に分けて漬けこみましたが、米ぬか・塩・ザラメ・唐辛子のほかに干した果物の皮も使うんですね。この日はミカン中心でしたが、カキやリンゴの皮もいいようです。最後に干した大根の葉を上にのせ、中蓋をして重石をのせれば作業終了。1ヶ月後ぐらいには食べられるのかな。









 

 午後は田んぼ生きもの公園で、凧あげに挑戦してもらいました。でも、焼きいものときは風が強すぎてドラム缶でのたき火になってしまったぐらいなのに、この日は風がない…。こればっかりは自然相手の遊びなので仕方ありませんねぇ…。