ワンダースクール通信 1268
里山体験プログラム「稲刈りにチャレンジ」 2011.11.10
15日は稲刈り日和となりました。16日は暑い中みんなで頑張ってくれましたね。
昨年はお母さんにおんぶされて参加していた子も、1歳でもうお手伝い!? 経験豊かなキッズアシスタントの中学生たちは貴重な戦力です。
10月15日(土)と16日(日)は、里山体験プログラム「稲刈りにチャレンジ」で寄居です。
15日は、むさしの里山ネットワークの練馬区教育委員会委託講座「ねりま遊遊スクール」として開催。練馬は雨でも寄居は曇といういつものパターンでしたが、キャンセル続出で参加者はりゅうちゃんを入れて大人4名・小学生6名の10名と激減です。ねりま遊遊スクールの最少催行人数ぎりぎりセーフ…。
16日はねりま遊遊スクールからの2名も含めて、大人12名・中学生2名・小学生12名・幼児4名の30名が参加。以下、今回はNPO法人むさしの里山研究会の『里山速報』が先に出たので、7より新井さんの「活動報告」を載せておきます(一部修正)。
「予定どおり10月15日と16日に稲刈りを行いました。15日は関東地方では1日中雨の予報で、当日朝は今にも鳴き出しそうな空模様だったのですが、強行しました。ところが、9時頃からとうとう降り出し、集合前は土砂降り状態になってしまいました。今日は無理か!とあきらめかけたところ、不思議なことに集合時刻には雨が止みました。しかし、この空模様のため、キャンセルが相次ぎ、参加者は3家族9名とかつてない少人数での稲刈りとなりました。この人数ではたいして刈れないと思っていたのですが、案外はかどり昼までに約4分の1を刈り取ることができました。翌日は好天に恵まれ、参加者は30名と前日の3倍なので、残りを全て刈り取れるかと期待したのですが、10月とは思えない暑さとなったため、前日のようにははかどらず、緑米が刈れずに残ってしまいました。両日とも昼食には釜と薪で炊いた黒米入りのご飯とけんちん汁、ナスの揚げ浸し、大根と豚バラ肉の煮物など7種ほどのおかずで食べて頂きました。昼食後はススキのフクロウ作りや脱穀作業、ザリガニ取りなど各自自由に楽しんで頂きました。刈り残した緑米は、午後稲刈り機(バインダ−)で収穫しました。来年はぜひ手刈りで全てを収穫したいものです。今日収穫した米(黒米と緑米でいずれも餅米)は11月3日の収穫祭の日に脱穀する予定です。田植えや稲刈りに参加した皆さんに試食して頂きたいので、餅にして試食会を企画したいと考えています。」
稲刈りのあとは、用水路でドジョウを捕まえたり、トトロやフクロウ作り用のススキを集めたり。バッタやカマキリさがしもOKです。
里山ギャラリー・ノアに戻ったら、おいしい里山ランチが待っています。たか爺は2日ともご馳走になっていますが、南部さんがお釜と薪で炊いてくれた黒米入りご飯と野菜たっぷりのけんちん汁は共通。おかずは多少変化していましたが、あまりあてにならないたか爺のメモによると、15日は里芋のゴマ味噌煮・ナスの肉はさみ揚げ・カボチャのサラダ(クルミとクリームチーズ入り)・ラタティーユ・ナスのあげびたし・キュウリのキューちゃん・レンコンチップとなっています。カキとナツメも+ですね。
ランチのあとのススキのトトロ作りは、みんなそれなりに仕上がっていたかな。そのまま空きびんに挿して飾っておくだけでもいいけど、機会があったらリースにとめて木の実をアレンジしてもらうと完璧ですね。
以下は、15日のアンケートから。参加者は10名なのになぜか12枚もありました!?
・つかれた。
・たのしい。たいへん。
・今日はいねかりでいっぱいかれたのでよかったです。
・どじょうがたくさんとれてうれしかった。
・カマキリがたくさんとれてたのしかった。
・よい運動になりました。子供は虫取りが目的で、それがかなうので満足しています。
・ふだん体験できないことを子供ができることが非常によいと思う。
ご協力、ありがとうございました。