ワンダースクール通信 1272
光が丘公園 2011.11.17

 
銀杏並木も色づきはじめ、池にはオナガガモたちがやって来ていました。
 
相変わらずエサをばらまくあんぽんたんが多いので、なんとクサガメまで寄ってきます…。

 10月25日(火)・26日(水)・28日(金)のワンダーキッズは光が丘公園。9月にたか爺がダウンしたり台風の接近でお休みした日の振替です。
 25日は池にも寄って昆虫原っぱから芝生広場経由、26日と28日は今まであまり歩いたことがない公園の外周経由で、最後は「ねりまの名木」アメリカスズカケノキまで歩いてみました。たか爺はもちろん「空とぶ魔法のフシギダネ」の木を探したり、帽子つき限定でマテバシイのどんぐりを拾ったりしながらですね…。
「ウニ畑じゃん。」
 かなしいかな、練馬で一番広い原っぱだという昆虫原っぱは、チカラシバばっかりで他の植物が少なくてはつまらないなぁと思っていたら、スズカケノキの近くの原っぱには左のオオオナモミがありました。今まで気がつかなかっただけなのかもしれませんが、この公園で見たのは初めてです。
「水も入れてやれよ。」
 25日には、近所の小学生たちが何かを捕まえて遊んでいたので声をかけてみたら、カナヘビでした。10匹は捕まっていて、誰の家で飼うのか相談中? 持ち帰って飼うなんて言ったら親に怒られちゃう、かわいそうな子どもたちがどんどん増えているんでしょうね…。
「こらっ! 余計なことすんなよ。」
「だって、こいつ、かむんだよ。」
「あほんだら! そんなら触んなきゃいいだけだろ。おまえらだって、変なやつに捕まったら噛みついてでも逃げなきゃいけないんじゃないの?」
 これは、クビキリギスを木の枝で押しつぶそうとしていた子とのお話です。捕まえると噛むからといって、木の枝でつついたり叩いたりしちゃいけませんよね。
 暑い日になった25日には、帰り際に屋敷林のほうでなんとアブラゼミが鳴きはじめました。1匹だけでしたが元気よく鳴いていましたね。でも、翌日には木枯らし1号です。なんだか変な秋だなぁ…。

 
「チョウチンいっぱいアンコウ」!?  クマシデの「種のシャワー」です
 
おいしいどんぐりのスダジイ拾い

 たか爺がネイチャー=アートで「まっくろくろすけ」にしたり、今年は干支のウサギにも使ったりして愛用しているアメリカスズカケノキの実は、太い木の幹に投げつけて爆発させちゃう子が多いんだけれども、すぐばらばらになる実だとネイチャー=アートには使えません。使えそうなやつは子どもたちに見つかる前にせっせと集めておきましたが、タッチには先をこされちゃいましたねぇ…。
 今回歩いてみた外周コースにはマテバシイも多く、毎年「空とぶ魔法のフシギダネ」で使っているクマシデが多い場所もありました。26日は「種のシャワー」で大騒ぎです。大きなスダジイが何本かある場所では、おいしいどんぐりを拾いまくってその場で食べている子どもたちもいましたね。もちろん、たか爺もその場で試食してみておみやげにもしました。そのままでも充分OKなんだけれども、乾煎りすると香ばしくなります。
 28日には、まっすぐ地面に這って伸びているクズの蔓が多い場所も見つかりました。籠あみにも挑戦できそうな感じです。毎年秋にはかなり利用している光が丘公園ですが、歩いてみればまだまだおもしろい場所がありそうですね。