ワンダースクール通信 589
ハチモドキハナアブ 2005.6.28

 
ハチモドキハナアブ 2005.06.18(右はトリミングしたもの)

 6月13日(月)は、1年生2人が体験にやってきました。他の4人は6時間授業でお休みになってしまいましたが…
 子供の森の樹液には、今年もハチモドキハナアブがご登場。昨年sundog師匠に教えていただいた不思議なハナアブです。この日は真似されている方のオオフタオビドロバチも見つけましたが、どちも写真は撮らせてもらえませんでしたねぇ…
 『改定埼玉県レッドデータブック2002』によると、「日本を模式産地とする種で、本州、九州でわずかな記録がある」。「長瀞町で1966年に1♂と1968年に1♂が記録されており、近年嵐山町や川島町やさいたま市(旧浦和市)からも、樹液に飛来する本種の成虫がしばしば観察または採集されている。希な種」となっています。「さいたま市」とは、もちろん秋が瀬公園のことですよね。この時期、普通に見られるところがすばらしい。
 マイマイガやミツクリハバチの幼虫で遊ばせてもらってから、林縁部へ。キタテハやイチモンジチョウ、ミズイロオナガシジミは相変わらずですが、ウラナミアカシジミ(583参照)にもまた会うことができました。
 カブトムシの森ではオオホシオナガバチ。ヒメスズメバチの女王バチも、忙しそうに飛びながらご登場です。スマートなヒメバチの仲間は下草の上で休憩中!?

 
キタテハ 2005.06.13                      ヒメバチの仲間 2005.06.13