ワンダースクール通信 712
彩湖のワカサギとり大会 そのA 2006.5.3

 
4月24日、岸辺近くの石の上の黒い影はみんなワカサギ! 右は、28日の収穫です。235匹!

 4月24日(月)、彩湖のワカサギたちは再び湾のようになった場所に集まってきていました。産卵行動も始まっているようで、団子状態になって泳ぎ回ったり、勢いあまって岸辺にあがってしまうやつもいます。
 水・木・金・土・日・月と6連ちゃんなので、たか爺はすでに足腰ガタガタ… 特に両腿の筋肉痛と腰痛がひどい… 待伏せ作戦に変更ですね。
 岸辺に横向きに座ってたも網を伸ばし、網の横より手前にきたやつを捕まえる作戦。これなら佐々木小次郎のような剣、ならぬたも網でも短い距離で振り切れるし、3年前のように何本も折ってしまう心配もない。
 産卵行動に入ろうとしているので、この日のワカサギたちは杭まわりには集まってきません。先週は杭まわりで待伏せ作戦だったこうへいとりょう兄も、今回は湾の端から端まで歩きながら、集まっている場所へ次々と網を入れる作戦に変更です。
 自分の状況や相手の状況を見ながら、よりベターな方法を考えてとりあえずやってみる。これ、なんでもいっしょですよね。
 途中で雨に降られましたが、たか爺108匹、りょう兄87匹、こうへい23匹で、作戦は成功! 先週、1年生にもかかわらずいい動きをしていたゆうたがお休みで、残念でした…
 この日は初めて、たか爺とりょう兄もおみやげにして食べましたが、本当においしいよねぇ〜。
 ちょっと涼しくなった27日(木)は、ワカサギの姿は見あたらず… 湖面も静まりかえっていました。深場へと移動したようで、カワウやコアジサシは漁を続けていましたけれどもねぇ…
 ワカサギはあきらめて、エビモとヒシの小池です。ヨシ原ではオオヨシキリがにぎやかに鳴いていました。今年初めて聞いたかな。鑑賞池の上を飛びかうツバメも多かったですね。
 でも、池の生きものはチビザリとウシオタマぐらいしか捕まらない… りょうは、ハスの葉裏に生みつけられた謎の卵を見つけていました。左の写真です。
いた!
 帰りにまた彩湖の湖畔沿いを歩いてみたら、ワカサギの群が続々とご登場! 産卵行動が始まっている場所も見つかって、たか爺80匹、りょう22匹、りょう兄12匹、ごう1匹という結果でした。
 28日(金)は、同じポイントですでに産卵行動が始まっていました。今年最後になるので、たか爺は記録更新に挑戦です。181匹! りょう兄46匹、さら8匹。ひろきとまさとは0かよぉ…
 ウィンドサーフィンをしていたおじさん2人もチャレンジです。でも、ウェットスーツだから水に入れると言ったって、ワカサギの群が「見えない」んじゃ、1匹も捕まえられませんよねぇ…
 子どもたちはみんなこけたり、ドボンしたり。さらは湖水浴!? 暑い日でよかったよね。たか爺は、佐々木小次郎の網の振りすぎで、上半身の筋肉まで痛くなってしまいましたね…
 子どもたちが持ち帰ったワカサギの味が忘れられず、先週の土日にご家族で出かけられた方たちもいらっしゃるようです。このゴールデン・ウィーク中も、まだいるかもしれません。ぜひご家族でもチャレンジしてみてくださいね。日没後に産卵するので、夕方が狙い目ですよ。ご報告、お待ちしています!