ワンダースクール通信 733
「昆虫博士になろう! Part1・初夏編」
&「ミドリシジミを見る集い」
 2006.7.9

 
談話会の方が羽化させたオスのオオムラサキ        sundog師匠が捕まえて展示したスズメバチとオナガバチたち

 6月24日(土)は午前9時から午後6時まで、ピクニックの森へ出勤でした!? 月1回はどんぐりクラブがあって、午前と午後で2往復する時はあったけれども、丸1日ピクニックの森にいたのは初めてかな。
 午前中は、3〜7歳児親子対象のちびっこ探検隊。といっても今回は、卒業生の小学生たち対象のわんぱく探検隊で「昆虫博士になろう! Part1・初夏編」です。
 講師は埼玉昆虫談話会のE会長、テントウムシがご専門のEさん、たか爺のスズメバチの師匠であるsundogさん、そして「ガキ虫」専門(!?)のたか爺の4人。E会長にすべてお任せなので、たか爺もたっぷりと楽しませていただきました。
 刺さない毛虫のマイマイガや、師匠の居ぬ間にEさんが捕まえたモンスズメバチの女王蜂、たか爺が捕まえておいたオナガバチの仲間で子どもたちと遊ばせてもらったので、少しは役に立ったかな? ヤブキリ、カメノコテントウ、ナナフシモドキを見つけていた子もいましたね。
知れば知るほど、具体的な種名が出せなくなる
 雑談の中でE会長がおっしゃったことですが、本当に詳しい人ほど断定はしないものです。たか爺のようないい加減な爺さんの言うことは、あまり信用しないほうがいいですよねぇ…
 午前中は暑くてねぇ… お弁当を食べてからもう1周したら、早くもバテ気味。結局、車で寝ていたんじゃ、もったいなかったよなぁ…
 でも、時々参考にさせていただいているINSECTS WATCHINGの方に偶然お会いすることができました。何年か前に秋が瀬で、たか爺が昨年捕まえたチャイロスズメバチの写真を撮られていた方なんですよね。
 夕方の「ミドリシジミを見る集い」は、埼玉県環境部みどり自然課と埼玉昆虫談話会の共催です。たか爺も一応談話会の会員なので、ちょっとお手伝い。にはならんけれども、まあ、お子様担当ということで…
 昆虫だけでなく植物や秋が瀬の歴史も含めたSさんのガイドは、とても勉強になります。
虫を採ることよりも、放すことのほうが問題なんですよ
 外国産のクワガタやカブトムシが大量に商品として売られ、子どもたちに安易に買い与える親が増えていますからねぇ…
 今年は発生が遅れたので、ミドリシジミはちょうど最盛期。かなりの数の卍巴飛行を見ることができて、ラッキーでしたね。
 sundog師匠の名人芸の「手乗りスズメバチ」は、ヒメスズメバチの女王蜂です。オオスズメバチはちょっと興奮気味で、さすがに危ない。
必需品だからね
 毎年何回かはスズメバチに刺されている師匠のお言葉ですが、ポイズン・リムーバーのお話です。たか爺は万が一用に携帯していて、今までに2回、子どもがサシガメに刺されたときに使っただけですねぇ…