ワンダースクール通信 816
テントウムシの産卵 2007.4.25
4月12日(木)、ピクニックの森ではウグイスがにぎやかにさえずっていました。
「レモンみたい」
これは、スイバの茎をかじってみたよしのりです。
ナズナやカキドオシでも、ちょっと遊ばせてもらいました。周回路には、ハルジオンの花が目立つようになってきましたね。
メダカの池の近くでは、フジやハリエンジュも芽吹きはじめました。たか爺はちょっとおみやげに摘んで帰って食べてみましたが、やはりアケビの新芽の方がおいしかったかな。天ぷらにすると絶品のクズの新芽も顔を出しました。まだまだおいしい春が続きます!?
もっとも、子どもたちはもう池の生きものさがしに夢中になって、見向きもしません… この日はメダカを捕まえていた子どもたちもいましたね。
左:左から右へ縦に4・5・4・3・1と5列で17個
右:左から右へ縦に4・6・5・5・3・2と6列で25個
「テントウムシがいる」
13日(金)には、まさとがトウカエデの幹でテントウムシを見つけました。よく見てみたら、樹皮がめくれた場所やイラガの空繭の中に、テントウムシの卵がびっしりと並んでいます。なんと産卵中のテントウムシもいましたねぇ〜。
「あっ、出た!」
じっくりと観察していたまさとは、卵が産み落される瞬間も見ることができたようです。
「なんか増えたな」
これは、のんびりとひろきでした。
左上の画像では、左から右へ縦に4・5・4・3・1と5列で17個。右上の画像では、左から右へ縦に4・6・5・5・3・2と6列で25個。観察している間に8個産んだことになります。意外と早い。卵を産みつけていく順番もなんとなくわかりますよね。
他の卵塊へと近づいていくテントウムシもいました。下の画像です。別の個体が産み落したものを食べに来たのかと思ったら、そんな様子はありません。なにやら騒がしいので心配になって、自分が産み落した卵の様子を見に戻ってきたのでしょうか? これは謎のままです。