ワンダースクール通信 844
エゾオナガバチ 2007.7.15
7月9日(月)は子供の森です。
オオホシオナガバチたちの産卵のピークは過ぎたようですが、一昨年までよく集まっていた切株の近くにいたオナガバチを捕まえてみたら、羽に斑紋がありません。まさひろに産卵管を持ってもらって、横からと上からの写真を撮っておきました。
昨年sundog師匠に教えてもらったオナガバチ3種(エゾ・オオホシ・オオアメイロ)の図を見てみたら、エゾオナガバチのようです。今年は初めてかな?
とりあえず今年もエゾとオオホシは確認できましたが、きっとまだ他にもいるんだろうな。子どもたちが新種の「ワンダーオナガバチ」なんて、見つけてくれるとおもしろいですね!?
「だからさぁ… 刺さないから大丈夫だって、何度も言ってるじゃん…」
撮影後にリリースしたら、後ろのほうでおそるおそる見ていたりょうたろうは、さらに後ろへと逃げていきましたねぇ…
「シロシロムシの大群だ」
これはそう。アオバハゴロモの幼虫たちです。
「カナブンごときで…」
木の上の方の樹液にはカナブンが集まっていたので、ちょっとネットでつついて飛びたたせました。驚いて真っ先に逃げていったのは、虫の羽音に弱いアシスタントのりょう兄でしたねぇ…
「夜がこわい…」
これはりょうたろう。次回の月曜コースはいよいよ「夜の森探検隊」ですが、ワンダースクール始まって以来の記念すべき1人目になってくれるのかな!? 毎年楽しみにしてくれている子は多いけれども、今のところ「夜がこわくて」お休みした子はいませんからね。
そういえば、「夜の森」での初泣きは一昨年のことで、2人とも男の子でした…
かなり鳴いていたニイニイゼミの抜殻も探してみましたが、1つだけ。夕方から出てきていたコクワガタのチビオスは、まさひろのおみやげです。
先月末に駆除されたミツバチの巣では、入口をふさいである袋の下からハチたちが出入りしていました。中からは羽音も聞こえてきましたね。