ワンダースクール通信 861
実に見事な隠れみの術〜ショウリョウバッタモドキ〜 2007.10.16
9月1日のサタデースクールから、ワンダースクールの2学期もスタート。さくら草公園はずれのトノサマバッタの原っぱで「トノサマバッタ狩り大会」です。
残念ながらトノサマバッタは、たーしが見つけた幼虫1匹のみでしたが、「バッタ自然度」3点(日本自然保護協会「自然しらべ2006」)のショウリョウバッタモドキたちは今年も健在で、たか爺としてはうれしかったですね。りつとりゅうのすけも捕まえていました。
ショウリョウバッタのように後足を広げてとまらず、敵の気配を感じるとすぐにくるっと葉っぱの裏側に回りこんでしまうので、そう簡単には見つかりません。実に見事な隠れみの術です。
たーしが2匹捕まえていたマダラバッタは、関東では珍しい種類だと思っていたら、最近は増えているようです(内田正吉「道でバッタり秋の使者」日本経済新聞2007年10月12日)。
のぞみが捕まえたバッタは、ショウリョウバッタモドキと同じく「バッタ自然度」3点のクルマバッタかと思ったら、クルマバッタモドキの緑色型でしたねぇ…
あとはおなじみさんのショウリョウバッタやクルマバッタモドキが多く、キリギリスの仲間ではウスイロササキリの幼虫が目立ちました。
「この小さいの、いろんな色があってきれい」
これは、色というより斑紋の形が多様なハラヒシバッタにご執心だったりゅうのすけでしたね。
たーしが捕まえていたトノサマバッタの幼虫とマダラバッタ