ワンダースクール通信 872
稲刈りにチャレンジ!〜里山ワンダーI〜 2007.11.5

 

 10月7日(日)は稲刈りで寄居です。
 今年は、ワンダースクールの「里山ワンダー」というよりは、この2年半お世話になってきた寄居の里山と都市部の親子をつなぐネットワークを作りたいという思いで立ち上げた「むさしの里山ネットワーク」の里山体験プログラムの初回ですね。練馬からの参加者は、ワンダースクールとむさしの里山ネットワークで大人13名・子ども15名の28名。たか爺としては、地元の練馬区教育委員会委託講座「ねりま遊遊スクール」として開催できた意義は大きいと思っています。

 

 お天気が良くてなによりでしたが、鎌で稲を刈ることはできても、紐で束ねる作業はやはり今の子どもたちには無理なようです。ほとんど大人がやり直し… それでも、作業を楽しんでくれた子どもたちもいるようで、それなりの達成感も味わってはくれたのかな?
 でもまあ、子どもたちは稲刈りよりも、田んぼの生きものたちに夢中になっちゃいますからねぇ〜。それが一番です。この日もコバネイナゴや他のバッタやキリギリスの仲間たち、アマガエルやカナヘビで大騒ぎ。アオダイショウやたか爺も初めて見るシロマダラという珍しいヘビまで登場して、子どもたちの人気を集めていました。
 保護者の方たちは作業の大変さを実感するとともに、休耕田の多い里山の現状に気がついてくれる人たちも多かったですね。むさしの里山研究会の「田んぼ作り教室」は今年で終了となるので、残念がってくれている人もいました。田んぼを維持管理していくということは本当に大変なことなので、これも仕方ありません…
 でも、田植えと稲刈りは今後も他の田んぼを借りて開催する予定なので、来年はぜひ田植えにもチャレンジしてみてくださいね!

 

 時間内に終りそうもなかったので、たか爺も最後についつい手を出してしまいましたが、翌日はやはり腰の椎間板ヘルニーちゃんがご機嫌ななめでしたねぇ…
 ある程度稲を刈りおえ、干しおえたところでお昼ご飯です。むさしの里山研究会のスタッフの方たちが畦で釜で炊いてくれた黒米入りご飯のおにぎりにけんちん汁、サラダやお漬物、カキやクリ、本当にいつもごちそうさま!
 解散したあとも作業を続け、翌日は隣りの田んぼの稲刈りもしてくれたスタッフの皆様には、本当に感謝です。