ワンダースクール通信 877
「謎の木の実!」はカンレンボク 2007.11.20

 
トホシテントウの幼虫                        コバネイナゴ

 10月24日(水)・25日(木)・29日(月)は子供の森。
 「ハロウィンのリース作り」や「くっつきむしの草の実ビンゴ」は、今年はあきらめました。人数分の材料を集められそうもないし、2時間はかけてじっくりとやりたいところです。やはりオプショナルコース向きかな。
 まずは、カラスウリの実の収穫からスタート。藪の中が多いけれども、ピクニックの森よりは採りやすい場所にありました。
かわいい
 カラスウリの葉っぱを食べているトホシテントウの幼虫たちは、水曜のこうきと月曜のそうにはネタばれしていて残念… よく覚えていましたね。立派なトゲトゲを身にまとっていますが、刺すことはありません。コバネイナゴたちもまだまだ元気でした。
 水曜には、「魔法の草の実」ガガイモも見つかりました。子供の森では初めてです。
 『葉っぱのフレディ』のモミジバフウの木の下では、「木の実のトゲディ」の収穫。紅葉もきれいな木ですが、もう少し先の話です。ケヤキやユリノキは色づきはじめました。
たかじい、空とぶ種!
 子どもたちは、トウカエデの種も拾い集めていましたね。
 たか爺が楽しみにしていたカブトムシの森のホソアシナガバチの巣は、2つとも残ってはいましたが、残念ながら小さなまま… 途中で放棄されてしまったようです。タッチはニホンアカガエルを捕まえていましたね。

 
「魔法の草の実」ガガイモ      「謎の木の実!」はカンレンボク

 今まで通ったことのないグラウンドの中を歩いてみた木曜には、「謎の木の実!」を発見。「小さなバナナ」を集めたような形で、からみ防止のため洗濯機に入れるボールみたい!?
 帰ってから調べてみたら、カンレンボクでした。生命力が強いので、原産地の中国では「喜樹」と呼ばれているそうです。木の実や根は、中国では抗がん剤として使われることもあるようですがアルカロイド系… なんだかおいしそうに見える木の実でも、口にはしないほうがいいようです。

 月曜の子どもたちは、台風20号の雨がたまった溝で、スリリングな溝とびを始めました。一番幅の広い場所には、そうが果敢にチャレンジしてクリアー! ひろき、まさひろ、こうへいと続きます。尻餅を付くわけにはいかないので、走り幅跳びより難しいかもね!?
 『葉っぱのフレディ』の木へも水がたまった溝をこえなければ行けなくなっていましたが、向こう側が藪なのでジャンプして渡るわけにはいきません。木の枝を渡して、まさひろがチャレンジ成功です。でも、オオスズメバチのご登場ですぐに退散… 台風のあとなので、カンレンボクの実はかなり落ちていました。
 トウカエデの原っぱのトウカエデも今年は豊作で、子どもたちは種落しで大騒ぎです。そういえば、ワンダースクールの人気プログラム「空とぶ魔法のフシギダネ」発祥の地で、初めて模型作りをやった場所だったっけなぁ〜。近くにはオオオナモミも群生していました。
ミニメロンじゃん」(ひろき)
色はパイナップル」(そう)
 これは、ラクウショウの実でしたね。
 
 26日(金)はちょっと熱っぽかったのでお休み… 27日(土)は台風20号の影響で中止です…