ワンダースクール通信 896
冬の森探検 inピクニックの森 Part2 2008.1.24

 

 1月7日(月)・10日(木)・11日(金)・16日(水)のワンダーキッズは、「冬の森探検」でピクニックの森。
 今年は池の氷で遊べないので、トイレの外壁で越冬しているテントウムシや、ミツバチの巣を襲って返り討ちにあったオオスズメバチの死体を観察したり、ミドリシジミやオオカマキリの卵を探したりしたあと、オオブタクサの「ヤリ投げ!」がメインです。
 月曜はそう。うまいものです。
 平均してある程度飛ばせる子どもたちは、引っこ抜いたブタクサの根についた土の量や枯れた茎の長さ、投げる角度などをどうすれば遠くまで飛ぶか、感覚的につかめている子ですね。
けっこうコツがわかった
 これはひろき。最後には、自己記録を更新し続けるそうと同じぐらい飛ばせるようになっていました。
 この「コツ」というやつは一応ある程度教えることもできますが、自分自身で何度も試してみなければつかめません。その子の体格、肩や下半身の強さなどによって違いますからね。
勝った!」「俺だよ! 俺のほうが飛んだ
 競い合うのはいいけれども、木曜はどんぐりの背くらべ…
 金曜はまさと、水曜はあきらがかなり飛ばしていて、池の真ん中ぐらいまでは届いていたかな。
 サルノコシカケでの一発芸には、「山本勘助」を追加!? 「(あご)ひげ」「かんむり」「(マギー四郎の)」「黄金のくちばし」「山本勘助」、これで5種類!

 

 次回の「冬だってクワガタさがしたい!」用の朽木を探して森の中へ入ると、アカゲラあたりが幼虫を食べた痕だらけの木も多く、クワガタやカミキリの幼虫がいそうな朽木はいくらでも見つかります。
 あとは、子どもたちにどの木にするか決めておいてもらうだけですが、今年は昨年倒れたばかりの木になりそうですね。
 木曜には、細い立ち枯れの木の中にコガタスズメバチの新女王が2匹。まだ何匹も入っていると思いますが、幼虫は期待できそうもないのでそのまま蓋をしておきました。
金色の!
 水曜にはタッチがタマムシの死体を発見。朽木の中で羽化したものの、何らかの事情で外へは出られなかったようです。
 近くに残っていた切株のほうでは、つくるがコガタスズメバチを見つけていましたね。