ワンダースクール通信 918
里山ボランティア 2008.4.14
2008年度のワンダースクールは、4月5日(土)の里山ボランティアからスタートです。
たか爺は腰の調子がいまひとつなので、今年の春は1日の高尾山も3日の巾着田もパス… 一年で一番好きな季節ですが、プライベートでも行けませんでしたねぇ…
5日は2月に続いて、里山ギャラリー・ノアの裏山に積んである枯れた竹を片づけました。庭へ運び、ノコギリで切って、ドラム缶で燃やす作業です。火を使うには暑すぎる日でしたが、みんな顔を真っ赤にしながら頑張ってくれました。
今回はあきら、タッチ、つくる、きょうすけの小学生4人に、3歳のまひろもお母さんと一緒に参加。山から竹を下ろす作業は途中の段差が気になって難しかったけれども、みんなが運ぶ途中で落としてしまったり、ノコギリで切ったものをせっせと運んでくれていました。踵落しで竹を割る作業にも挑戦!?
昔の里山の暮らしは、たぶんこんな感じだったのかな。小学生はもちろん3歳の子だって、自分でもできる仕事を見つけて親を手伝いながら、家族みんなが協力しあって暮らしていたんでしょうね。
今の子どもたちには「自然体験」と「生活体験」が不足しているとよく言われますが、たか爺には不思議で仕方ありません。身近な「自然」は子どもたちの周りからどんどんなくなっていますが、暮らし方は昔と違っても、毎日「生活」はしているわけですからねぇ…
ボランティアに来てくれるような子どもたちは、たぶん家でもよくお手伝いをしている子? 炊事・洗濯・家事・育児、たとえ子どもでも年齢に応じてお手伝いできることは山ほどあるのに、お手伝いどころか子ども自身がやるべきことまでやらせていない親が、今は増えているんでしょうね。
お弁当のあとはフリータイム。初めは竹山を走り回って遊んでいた子どもたちですが、やっぱりザリガニ釣りが一番かな。念のためスルメも用意しておいて正解でした。たか爺もそれこそ昔の爺さまたちのように、遊んでいる子どもたちの様子を見ながら竹を燃やしきることができたので、大正解でしたね!?