ワンダースクール通信 925
春の恵みで外ごはん〜2008里山体験プログラム@〜 2008.5.5
男衾トンボの里公園 奥の休耕田は土砂で埋め立てられてしまいました…
4月19日(土)は男衾トンボの里公園。NPO法人むさしの里山研究会主催/ワンダースクール共催「2008里山体験プログラム」の初回「春の恵みで外ごはん」です。
雨は上がってくれたものの、曇り時々雨の予報で心配しましたが、寄居は晴れていて風もなく助かりました。たか爺を含めてスタッフは4名。参加者はワンダースクールのキッズ&ファミリー会員のみ9名だったので、今年もアットホームな雰囲気で、のんびり里の春を楽しむことができてよかったですね。
パステルグリーンのモザイク模様になった里の山々もとてもきれいです。でも残念ながら、トンボ公園の奥の休耕田は土砂で埋め立てられてしまって、これでは山も笑えませんね…
トンボ公園のセリはみずみずしくて、見た目にもおいしそう! ヨモギ摘み
まずは市野川へ仕掛けを投入してから、みんなでセリとヨモギを摘んで、セリご飯と草餅作りです。
ワサビ田のように群生しているトンボ公園のセリはみずみずしくて、見た目にもおいしそう! このセリを見てしまってからは、たか爺はもう秋が瀬公園のセリは摘む気がしません… 葉が上に立ち上がった「ミズゼリ」と横に広がった「タゼリ」とに分ける人もいるようですが、ちょうどそんな感じの違いかな?
セリを摘んでいると、生きものたちもいろいろと出てきます。クモやおケラ、ハムシ、ゴミムシ、ハネカクシの仲間、アマガエルなど、だんは次から次へと見つけてくれました。
ヨモギはだいぶ伸びてしまっていましたが、きょうすけは新しく出たばかりの部分をちゃんと選んで摘んでいましたね。
ご飯もお釜と薪で炊いたものなので、セリご飯は格別です。今回はたか爺のリクエストも聞いてもらって、セリ&削り節とセリ&しらす干しの2種類ですが、どちらもおいしかったですね。おこげも最高!
草餅作り
草餅作りは、子どもたちが頑張ってくれました。きなこでまぶして、さらに青豆のきなこをつけていただきましたが、あっというまにみんなの口の中へと消えていきましたね。
「外ごはん」のあとはフリータイム。おみやげ用の野草を摘んだり、湿地で生きものを捕まえたりして遊びました。地元の子どもたちもいっしょになって遊んでいましたが、トンボ公園の常連さんたちだそうです。うらやましいなぁ〜。
きょうすけが捕まえてくれたマツモムシ たか爺は初めて見るマルタニシに感激です
きょうすけはマツモムシを捕まえてくれました。Backswimmers(背泳者)とはよく言ったものです。
たか爺は初めて見るマルタニシに感激です。この大きさなら、つぼ焼きにして食ったらうまそうだなぁ…
キジの鳴き声が聞こえたかと思ったら、オスが姿も見せてくれました。子どもたちが近づこうとしたら、すたこらさっさと逃げていきましたが、ものすごい走りっぷりを披露してくれましたよね。
最後のお楽しみは市野川。川に入れておいた仕掛けを引き上げました。
たか爺の仕掛けは、1つはポイントからはずれて流されてしまってからっぽです… もう1つの方にもアブラハヤが1匹だけ…
でも、武政さんの仕掛けの方にはモツゴ、シマドジョウ、アブラハヤ、ウシガエルのオタマジャクシなどがかなり入っていました。子どもたちも大喜びで、よかったですねぇ〜。