ワンダースクール通信 931
5月はひたすらザリガニ釣りです 2008.5.23

 
5月のピクニックの森を代表する花は、やはりチョウジソウですね。木の花ではノイバラかな?

 ワンダースクールの5月はひたすらザリガニ釣りです。
 5月7日(水)から13日(火)は、ワンダーキッズの第1ラウンド。子どもたち自身に釣れそうな池を選んでもらいました。

 
土管も水没するほど水位が上がった三本土管の池   ひもを手繰らず、自分がどんどん後ろへとさがっていくわけねぇ…

 7日(水)は三本土管の池。毎年だいたいこの池が最初かな。水位がかなり下がって釣れまくった年もありましたが、今年は土管も水没するほどです。
 今年の1匹目はつくる! 次に、昨年は1匹も釣れなくて悔しい思いをしたわたる。ゆういちろう、きょうすけ、タッチ、あきらと続きます。
 わたるとタッチの2人は、3匹ずつ釣り上げていました。左の画像はこの日の釣果です。
 それにしても、3年生になってもまだ糸が結べない子がいるとはねぇ…

 12日(月)と13日(火)も同じ池を使いました。ワンダースクールでのザリガニ釣りは初めての子どもたちですが、ゆうとまさとは1年生でもちゃんと糸が結べていましたね。
 月曜は、そらが2匹でゆうが1匹。火曜は、この日初参加のりさがまず1匹。しゅうやも1匹です。まさとは集中できません… 横着ばかりして、自分で自分の竿に糸をからめまくっていましたねぇ…
「あれっ? まさと、ザリガニ持てたっけ?」
 記念写真を撮ろうとしたら、2人につられて思わずつかんじゃったのかな? なんだか不思議です。
「そうくるかぁ…」
 魚キラーという仕掛け網を引き上げてもらう時も、子どもたちは笑わせてくれちゃいましたね。ひもを手繰ればいいだけなのに、ひもの端をつかんだまま、自分がどんどん後ろへとさがっていくわけねぇ…
 魚キラーも四手網も成果はいまいちで、たか爺としてはモツゴばかりじゃつまらんなぁ… 

 
メダカの池                               食べてもおいしいハリエンジュの花

 8日(木)の子どもたちは、メダカの池を選びました。
 難しいかと思っていたら、ゆうたが穴狙いでまずは1匹。ひろきとよしのりは今年もおまつり騒ぎです…
「もうちょっと離れなよ」
 苦労してほどいても、また2人でくっついて釣りはじめます。いいかげん学習しろよなぁ…
 でも、終ってみれば3人とも2匹ずつは釣り上げていましたね。

  
シロオビアワフキの幼虫     バラクキバチが産卵したあと   ツマグロハナカミキリあたりかな?

「ガが落ちた」
 水曜は、きょうすけの目の前で、オオミズアオが木から池に落ちたようです。
 虫たちに人気のあるノイバラには、バラクキバチが産卵したあとが目立ちました。卵を産みつけられた所からしおれていきます。そういえば、雨の翌日の午前中に産卵することが多いって、人から聞いたか何かで読んだことがありますね。
 チュウレンジバチやヒメクロオトシブミにもそろそろ会えるかな。茎にびっしりとついていた黄緑色のアブラムシは、バラヒゲナガアブラムシ。
 泡に隠れていないシロオビアワフキの幼虫もいました!? まったく自信はありませんが、ハルジオンに来ていたハナカミキリはツマグロハナカミキリあたりかな? 詳しい方はHelp me!
 帰りには、なぜか周回路のアスファルトの上をクロヒラアシキバチが歩いていました。手のひらに載せて、太い産卵管をツンツンさせてもらいましたが、なかなか見ごたえのあるハチです。写真はブレブレで残念… 

  
ヤブキリの幼虫                         ヒメギスの幼虫          ミドリシジミの幼虫

 メダカの池のまわりの草地には、今年もヤブキリとヒメギスの幼虫が多いですね。
 若いハンノキは、ミドリシジミの幼虫だらけ。月曜には久しぶりにKさんにお会いしましたが、すでに蛹になっているものもいて、今年のミドリシジミは早いかもしれないとのことでした。
 オオスズメバチの女王様とも2度ほどご対面。重量感のある羽音を聞くのも久しぶりですねぇ〜。
 そういえば、「虫が好きな子は池のまわりで虫さがしもできますよ」なんて言ったって、そんなことしているのは、毎年たか坊だけだったりしてね!?