ワンダースクール通信 939
「ニヤッキ」と「バブちゃん」 2008.6.20

 まず始めに、嫌いな人には「ごめんなさい」をしておきます。たか爺は芋虫毛虫も大好きでねぇ…
 同じ生きものとして、「幼い虫」の子だからというわけではありませんが、きれいな色をしていたり、おもしろい形をしていたり、触ったときのぷにゅぷにゅ感やちくちく感も好きだったりしてね!?
 毎年この時期は、かなりいろいろな植物を食べているマイマイガと、ゴマギの葉裏に多いミツクリハバチ(ということにしておきます)の幼虫がやたらと目につきます。「ニャッキ」と「バブちゃん」の季節ですね。

 
「ニャッキ」のモデル!? マイマイガの幼虫

「ニャッキ!」
「ブタちゃんだ!」
「ブタの鼻!」
 マイマイガの幼虫は、ワンダースクールの子どもたちの人気者。実際にNHK教育テレビのアニメ「ニャッキ」のモデルだと言う人もいます。「ニャッキ」は毛虫じゃなくて芋虫なんだけど、まあいいかな。
 黒すじ模様は、見方によって目にも鼻にも見えますよね。たか爺には、ドラゴンボールの亀仙人やナルトの自来也のようなエロ爺が黒い「鼻血ブー」(古すぎるかぁ…)、のように見えるんだけど!?

 

「手乗り毛虫!」
 たか爺が手にのせると、初めての子どもたちはドン引きですよねぇ… それからおそるおそる近寄ってきて、とりあえず指先でつんつんしてみる感じかな。ワンダースクール2年目以降の子どもたちは、競い合って手にのせたがります。毛虫を奪い合っていざこざが起きるぐらい…
 毒はないと言われていても、一応ドクガの仲間の毛虫ちゃんではあるわけで、100%OKという保証はありません。固い毛が指に刺さることもあります。でもまあ、今まで何百人もの人たちに触らせても大丈夫なので、たか爺だけが特異体質というわけではなさそうですね!? とりあえず、毛虫には触らないこと! これは正しい判断ですが、実際に毒をもっている毛虫は意外と少ないようです。
 日本にいるチョウやガの仲間だけでもおよそ5.000種類。それだけの種類の芋虫毛虫がいるわけで、そのうち毛虫は1.000種類ぐらいなのかな? 毒をもっているものは50種類と言う人がいるので、チョウやガの幼虫の1%、毛虫の5%!? たか爺はいい加減なので鵜呑みにしてはいけませんが、まあ少ないことは確かですね…

 
「バブちゃん!」のミツクリハバチの幼虫

「バブちゃん!」
「顔なし」
「モップ」
「イソギンチャク」
「かっこいいヘアースタイル」
「なんかの花かと思った」
 子どもたちの名言ですが、これはほんとにかわいいですね。特に顔がねぇ〜。
 なぜか白いロウ物質を身にまとっていて、ちょっとかわいそうなんだけど、フゥ〜っと吹き飛ばして遊ばせてもらっています… ちょっと気になって調べてみたら、ロウ物質には「病原菌から身を守る」効果があると言う人がいました。ごめんね…