ワンダースクール通信 991
冬だってクワガタさがしたい! 2009.2.13

 

 1月21日(水)・26日(月)・27日(火)・29日(木)のワンダーキッズは子供の森。年明けから楽しみにしている子も多い冬のクワガタさがしです。子どもたちにとっては「冬の宝物さがし」みたいなものなんでしょうね。
 本来はそっとしておいてあげるのが一番ですが、一人でも多くの生きものが好きな子どもを育てたいたか爺としては、クワガタの幼虫や成虫に限らず、生きものを見つけたときの子どもたちの目の輝きを免罪符にしているわけです… ちゃんと飼ってあげれば、夏には成虫になるところも観察できるしね。
 それにしても、毎年子どもたちの方向感覚には笑ってしまいます。前回どの木にするか曜日ごとに選んでもらっているわけだけれども、誰も木まで辿りつけない…
 月・火は今年度入った子どもたちなので仕方ないとしても、水・木はワンダーキッズ3〜6年目の子どもたちだし、6・7月にもよく来ている森なんだけれどもなぁ… いつも目の前の生きものたちに次から次へと目を奪われてしまっているので、周りはよく見ていないから!?

 
つくるときょうすけが見つけたキイロスズメバチ 2009.1.21  タッチが見つけたコガタスズメバチ 2009.1.21

 小さな切株(折株?)狙いだったあきらは、カミキリの幼虫12匹にクワガタの幼虫1匹。クワガタの幼虫は毎日みんな1〜5匹は見つけていました。
「キイロスズメバチ!」
 つくるときょうすけが見つけたスズメバチの種類も、あきらはひと目でわかりましたね。これは大したものです。タッチが見つけたのはコガタスズメバチ。夏は怖くて近づけないスズメバチだって、越冬女王なら目の前にいても安心して観察することができます。上の画像は一応違いがわかるように撮ったつもりだけれども、どこが違うかわかるかな?

 
ゆうが見つけたトホシテントウの幼虫 2009.1.26        多分ヒメアカハネムシあたりの幼虫 2009.1.27

「毛虫がいる」
 これは、ゆう。切株の上にいたトホシテントウの幼虫です。アリのコロニーも見つけていました。
「ダンゴムシがフラフラしてる」
 これはともやですが、ワラジムシの方かな。火曜はアカハネムシの幼虫も多かったですね。20oぐらいのものばかりだったので、多分ヒメアカハネムシあたり?
「腰が痛ぇ〜!」
 これは火曜の子どもたち。
「なにじじいみたいなこと言ってんだよ」
 とは言っても、たか爺は初日ですでにボロボロです… まあ、子どもたちもちゃんと腰を入れて作業していたってことかな。
 なんだか大騒ぎだった木曜のゆうたと水曜のきょうすけは、コクワガタのメスも見つけていましたね。

「木が燃えてるみたい」
 これは、しゅうや。木々の向こうに夕陽が沈むところです。「きをつけ鳥!」はツグミですね。
 火曜には、アカゲラあたりが木をつつく音も時々聞こえてきました。幼虫さがしでは子どもたちがかなう相手ではありませんよねぇ〜。