ワンダースクール通信 995
秘密基地づくり中心かな 2009.2.24

  
 

 2月10日(火)・12日(木)・16日(月)・18日(水)のワンダーキッズは野鳥園。でも、もちろんバードウォッチングというわけではありません… まあ、曜日ごとに好きに遊んでもらえればいいわけですが、ここ2、3年は秘密基地づくり中心かな。
「とったぞ〜!」
 今年は、普段は涸れているお堀に水がたまっていましたが、渡れる場所を探して島に上陸。名前どおりに大きく育って枯れたオオブタクサを引っこ抜くだけでも、子どもたちは大騒ぎです。どっちが高いかオオブタクサの背くらべをしてみたり、「カニの殻むき」で髄を集めてみたり、アキニレの枝先を叩いて種のシャワーを浴びてみたり。チャンバラごっこが始まった日もありましたね。
 あとは、木が蔓に覆われてドーム型になった場所へオオブタクサを立てかけていくだけです。レジャーシートや段ボールを持ちこんで秘密基地を作らせる団体もあるようですが、やはり自然素材じゃないと不自然ですよねぇ…
 あまり人が入らない場所なので、クズの蔓も延び放題でかなり太く木質化したものもあります。たか爺はせっせとリース作り… 今のうちに作りためておきたいので、今度ひとりで収穫に来るかな。

 

 10日は水浸しで近づけませんでしたが、お堀のブランコでも遊ばせてもらいました。なんだかミシミシ音がして、そろそろ枝が折れそうだなぁ…

 

 左上の画像は、多分シダレヤナギの洞に作られていたスズメバチの巣盤。以前も見つかった場所です。モンスズメバチあたりかな。
 倒れそうな木の伐採や枝打ちも始まり、12日には駐車場近くの木も3〜4本切られていました。やはりスズメバチの巣盤が近くに落ちていましたね。帰り際だったので暗くて写真は×でしたが、アシナガバチの女王バチも切株の上をウロウロしていました。切られた木のどこかで越冬していたのかな?
「ネバーエンディングストーリーなんて言っても、今の子は知らないかぁ…」
 右上の画像は、龍の背中に乗って空を翔ける子どもたち!? 昔と同じ木ですが、またがっている場所は違うから不思議です。
 左の画像は「悲鳴をあげる木」!? 10日の子どもたちはまだやりたいようなので「冬だってクワガタさがし」も。この木の折れ落ちた部分がお堀の中に転がっていて、すでに誰かが崩しています。でも残念ながらクワガタは見つからず、カミキリと謎の幼虫たちばかり… れおはヨツボシゴミムシも見つけていましたね。