ワンダースクール通信 963
どんぐりの季節です 2008.10.12
光が丘公園のマテバシイ 2008.9.9 たか爺の「どんぐりダー」いろいろ 2008.9
9月9日(火)・17日(水)・18日(木)・22日(月)のワンダーキッズは光が丘公園。もちろん、マテバシイのどんぐり狙いです。トチノキの実も落ちはじめていました。
木によってどんぐりも大きかったり小さかったり、太かったり細かったり、殻斗(帽子ですね)も深かったり浅かったり形もいろいろだったりして、おもしろいものです。たか爺としては、今年は新宿御苑の大きなどんぐりが拾えなくて残念でしたが、光が丘公園は豊作でしたね。
水曜はなかなかおもしろい作品が揃いました
落ちていれば大人でもついつい拾いたくなるどんぐりは、まさしく「ネイチャー=アート」そのもの。ミニドリルで穴をあけてヒートンをねじこめば、キーホルダーやネックレス、携帯ストラップにもなります。マテバシイは堅くて虫が入りにくいので最適! どんぐりを落としはじめるこの時期は特に、帽子つきのまま使えるものも多くてなおさらです。
どんぐり拾いのあと、子どもたちには「どんぐりダー」(どんぐりのキーホルダーです)を作ってもらいました。1つ穴をあけるのがやっとの子から、2個つきや徳利型、プラスαといくつも作っていく子まで、どんぐりといっしょでいろいろですね!?
「カエル!」が隠れていることに気づいたのは、こうき。ゆういちろうは「おっぱい星人」!? これもたか爺は数年前に試作済みですが、未発表です… ほうせいの「とっくりダー」はなんと「おちょこつき」でした。どんぐりダー以外にも、つくるは「なんとか怪獣」、きょうすけは「フクロウ」。水曜はなかなかおもしろい作品が揃いました。
27日(土)も、練馬区教育委員会委託講座「ねりま遊遊スクール」で光が丘公園。ワンダースクール以外の子どもたちにもやらせてあげたいので、子どもと楽しむネイチャー=アート研究会としてもデビューです!?
でも、チラシの配布依頼をした小学校は3校とも運動会… その場でどんぐりを拾ってできれば帽子つきのまま使うとなると、この時期ははずせないので困ったものです。学校行事と重なっていた場合、以前は配布先を他校へ変更できたのになぁ… 区報で見た人たちが親子で参加してくれたので、定員20名に対して参加者は17名となりました。
この日はキーホルダー3点、携帯ストラップとネックレス、「お絵かきトトロ」の置き飾りを作ってもらいましたが、小さい子が多かったので「どんぐりダー」作りはお母さんたち、「お絵かきトトロ」は子どもたち中心に楽しんでもらえたようです。ヘアーゴム利用のネックレスは、たか爺この秋一番のひらめきアイテム!?
月曜の子どもたちの作品 火曜の子どもたちの作品(たか爺見本含む)
「トノサマバッタ狩り大会」の予定だった29日(月)と30日(火)は雨。たか爺ンちでやはり「お絵かきトトロ」となりました。月曜の子どもたちはなかなかていねいに描けていましたね。
最近はどんぐりからシギゾウムシの幼虫が出てきただけで大騒ぎする人たちも多いようなので、今年は2006年もののクヌギを使いました。虫が出てくる心配はまずありません。
何年か前に子どもたちから聞いた実際にあった話ですが、子どもの目の前で、どんぐりは「虫が出るから」と言ってすぐにゴミ箱に捨てたり、どんぐりから出てきた幼虫をゴミ箱に捨てたりするのはやめてくださいね。「すぐ捨てられちゃった…」と、かなしそうに話してくれた子もいれば、生きものを「捨てた!」ことをなんとも思っていない子もいました…
虫が苦手な人もいるのは仕方のないことですが、人間も含めた生きものたちを平気で殺したり捨てたりすることができる子どもにしたくなかったら、そんな親の姿は絶対に見せてはいけませんよね!? どんぐりから幼虫が出てきたら、せめて土の上に置いてあげてください。出てきてあまり日にちがたっていなければ、自分で土の中にもぐっていって蛹になります。
どんぐりを煮て中の幼虫を殺してしまう人もいて、家庭でそのような処理をさせてから学校へ持ってこさせる先生までいるようです。たとえ目には見えなくても、殺した生きものの死体入りのどんぐりで工作させるなんて、いったい何を教えたいのかたか爺にはよくわかりません… 今の学校では本当の「命の大切さ」は教えられないわけですね!?