ワンダースクール通信 1049
田んぼの草とり〜里ボラキッズ&ファミリーD〜 2009.10.1

 NPO法人むさしの里山研究会の会報『里山通信』用の原稿を転載します。
 もう10月なのに2ヶ月遅れですね…

里山体験レポート 37

田んぼの草とり

自然体感塾ワンダースクール たか爺

 
田んぼのイグサぬき                  田んぼにびっしりと生えたイ

 8月1日(土)の「田んぼの草とり」の参加者は2家族で4名。やはり暑い盛りの地味な作業にはいまひとつ人気がないようです…
 田んぼ生きもの公園は草ぼうぼうで、新井さんと仮屋さんは草刈り機を使って生い茂った草と格闘。参加者の方には田んぼのイグサぬきをお願いしましたが、結局お母さん1人にがんばってもらってしまいましたね。本当に感謝です。

 
オカモノアラガイ                     ヌマガエルの子ガエル

 私は例によって生きものさがしをしたりしながら、子どもたちと遊んでいただけね… なんせ頚椎と腰椎のW椎間板ヘルニア持ちなもので、と一応言い訳もしておかないと…
 田んぼ生きもの公園に足を踏み入れると、ヌマガエルの子ガエルだらけです。まさしく足の踏み場もないぐらい。草の上にはオカモノアラガイが多くて、これにはちょっと驚きました。埼玉県レッドデータブックでは「絶滅危惧TB類」で、普段子どもたちを連れて行っている秋が瀬公園にも生息していますが個体数は少なく、そう簡単に見つかるものではありません。

 
角が折れていたカブトムシ                       オオカマキリの幼虫

 ヤナギの木の樹液にはカブトムシが3匹。でも、子どもたちはつかめもしないのかぁ… クロカナブンやコムラサキも来ていました。草はらではオオカマキリやコカマキリの幼虫たちも見つかりましたね。

 

 帰りはノアまで軽トラの荷台に乗せてもらって、子どもたちは大喜びでした。
 午後は風布川で沢遊び。きれいなルリボシカミキリやオニヤンマの産卵シーンも見ることができましたね。