ワンダースクール通信 1123
沢の生きものさがし〜里山体験プログラム@-2〜 2010.5.10
4月10日(土)の午後は、子どもたち3人と風布川へ。たか爺お気に入りのきれいな沢で生きものさがしですね。今年の里山体験プログラムは午前のみ開催が多いので、春から秋にかけてはできれば毎回でも午後には行きたいところです。
「変なのがいた!」
子どもたちにとって初めて見る生きものは、みんな「変な虫」や「変な生きもの」になってしまいますが、実はこれが一番大切なこと。子どもたちは「センス・オブ・ワンダー」そのものなわけですからね。大人でも普段目にすることはまずない水生昆虫は、たか爺にとってもまさしく「変な虫」たちです。水の中の生きものたちは捕まえなければ見ることもできないし、暮らし方によって形もいろいろで本当におもしろくてねぇ〜。
「これ、さっきのと似てるけど、何か違うよ」
「まだ見つかってないの、見つけた!」
ここまでくると、キッズアシスタントレベル!? まあ、たか爺もいっしょです… 種名まで「同定」するなんて、たか爺のような素人にはしょせんは無理な話ですが、大人にとっては科までか属までかどこまで近づけるかも楽しみの1つです。
以下は例によって、素人のぱっと見の勝手な「断定」なので、決して信じてはいけません… 自分で調べてみる際の目安程度かな…
オオヤマカワゲラ属・オオヤマカワゲラ カミムラカワゲラ属・カミムラカワゲラ
カミムラカワゲラ属・ウエノカワゲラ? 脱皮したばかりのウエノカワゲラなのかな??
カワゲラの幼虫は、頭部の斑紋が異なる大型の3種類。頭は子どものたか爺としては、「黒に点々々2列」とか「黒の真ん中に横長マック」とか、そんな感じのぱっと見流だけど…
モンカゲロウ科モンカゲロウ属・フタスジモンカゲロウ ヒラタカゲロウ科タニガワカゲロウ属の1種
チラカゲロウ科チラカゲロウ属・チラカゲロウ ヒメフタオカゲロウ科ヒメフタオカゲロウ属・ヒメフタオカゲロウかな?
カゲロウの幼虫は4種類。タニガワカゲロウ属は種名まで「断定」したいところですが、ちょっと迷いがあって…
オニヤンマ ダビドサナエ
ニホンカワトンボ オジロサナエ
トンボの幼虫のヤゴは4種類以上。オジロサナエはぱっと見何か違う感じのもいるけど…
ヘビトンボ ガガンボの1種
かなり見つかっていたヘビトンボの幼虫は、残念ながらクロスジは0でした…
エイザンスミレ カタクリの撮影中
カタクリはもうくたびれた花が多かったけれども、エイザンスミレがとてもきれいに咲いていましたね。